LGが新グローバルフラッグシップ「LG G3」を正式発表、2KディスプレイやレーザーAF機能を搭載

投稿日時 5月 28th, 2014 by juggly 投稿カテゴリ » Androidニュース
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LGは5月27日、同社のスマートフォン新フラッグシップモデルとなる「LG G3」を正式に発表しました。LG G3は韓国で28日に発売された後、世界100 国で順次発売されていく予定です。

LG G3は、同社のプレミアムクラス“Gシリーズ”の最新モデルで、新モデルでは、“Simple is the New Smart”というコンセプトを下で開発されました。前作LG G2からの大きな変化としては、ディスプレイ、カメラ、筐体デザイン、UI周りを大幅に強化したところです。

LG G3の主要スペックは、5.5インチ2,560×1,440ピクセルのIPS液晶ディスプレイ、Snapdragon 801 MSM89744AC 2.5GHzクアッドコアプロセッサ、2GB RAM/3GB RAM(韓国モデル)、16GB/32GB ROM(Micro SDカード最大128GB)、背面に1,300万画素カメラ、前面に210万画素カメラ、3,000mAhバッテリー(交換可能)、Slimport対応のMicro USB(USB 2.0)端子を搭載。Wi-Fi a/b/g/n/ac、Bluetooth v4.0(apt-x対応)、DLNA、NFC、Miracast、2G/3G/LTEに対応。OSはAndroid 4.4.2(KitKat)です。

ディスプレイは前作の5.2インチフルHDから5.5インチクアッドHD(WQHDのこと)に拡大・高解像度になりました。画素密度538ppiという高精細なディスプレイで、フルHDに比べて表示が精細になると思います。

カメラ機能では、背面に赤外線を発光して被写体との距離を高速に測定できるAF補助機能“レーザーオートフォーカス”が追加されており、光の足りない場所でも昼間と同じようにピントをあてることが可能になりました。光学手ブレ補正と電子式手ブレ補正機能を組み合わせた「OIS+」も適用しており、通常の光学手ブレ補正に比べて20%性能を高めています。

また、撮影場所の騒音レベルを分析し、ノイズ除去の度合いを自動で調整する機能が追加されており、動画撮影中に録音される音声の質も向上しています。フロントカメラにはF2.0の明るいレンズを採用したほか、自分撮りを手軽に行えるよう手を挙げて合図を送るとその3秒後に撮影を自動で行なう機能も追加されています。

LG G3の筐体サイズは146.3×74.6×8.9mm、質量は149g。LG G3ではメタリックスキンのバックカバーとエルゴノミックデザインを採用し、片手で持ってもグリップ感のある感じになるような工夫が施されています。LG G3も狭額縁デザインを採用していますが、画面占有率は76.4%程度です。また、バッテリーカバーとバックカバーは着脱可能で、スペアバッテリーを装着することや、バックカバーを別のものにしてワイヤレス充電に対応させることができます。カラバリはメタルブラック、シルクホワイト、シャインゴールド、ムーンバイオレット、バーガンディーレッドの5色。

OSはAndroid 4.4.2(KitKat)で、UIデザインや機能は一新しました。ビッグデータ処理アルゴリズムを利用してミスを減らす「スマートキーボード」や使用パターンを覚えてカスタマイズされた情報提供する「スマート通知」」、画面を設定した通りにタップするとロックを解除できるセキュリティ機能「ノックコード」などを搭載。さらに、スマートフォンを紛失した場合にストレージのデータをクラウド上にバックアップした後に完全消去する「キルスイッチ」も搭載されています。

Source : LG