Xiaomi、自社製SoC“Pinecone”を搭載したスマートフォンを3月までに発表か？
中国のスマートフォンメーカー Xiaomi は、自社で独自開発したスマートフォン向け SoC “Pinecone” を搭載したスマートフォンを今後 1 ヶ月の間に発表すると The Wall Street Journal が伝えました。
Xaiomi 製 SoC の噂は少なくとも 2 年前から伝えられており、現時点では「Mi 5c」として展開される “Meri” に搭載されることが有力視されています。このスマートフォンが 3 月までに発表されるということです。
Pinecone プロセッサの詳細は分かっていませんが、Xiaomi が独自の SoC を採用することで、ソフトウェアとハードウェアの両方を自社でコントロールすることが可能になり、高性能で魅力的なスマートフォンを開発できるようになります。
これだけではなく、Qualcomm や MediaTek といった既存の SoC ベンダーへの依存度を軽減し、特許紛争によって特定ベンダーの SoC を使用しなければならないといった特許絡みの制約を軽減することにも繋がります。
WSJ によると、Xiaomi は自社 SoC は Pinecone Electronics と呼ばれる中国の民間企業が中国国営企業の Datang Telecom の傘下の Leadcore Technology から技術の提供を受けて開発されており、このために Xiaomi は 1 億 3,000 万元の技術使用料を支払ったとされています。
Source : WSJ
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