CATブランドのタフネススマホ「CAT S41」のレビュー、落下テストも実施

投稿日時 1月 20th, 2018 by juggly 投稿カテゴリ » ピックアップ記事, ブログ
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2017 年秋に発売された建機メーカー「キャタピラー(CAT)」ブランドを冠したタフネススマートフォン「CAT S41」のレビューをお送りします。

CAT のスマートフォンは工事や建設の現場においても使いやすくて壊れないことを目標に開発されています。これらは皆、頑丈なボディ、手袋をしたままでも操作できる物理キーと高感度タッチパネル、大音量スピーカー、長持ちバッテリーといった要素を基本としており、今回ご紹介する CAT S41 もこの要素を受け継いでいます。




ボディは見るからに頑丈そうです。写真をご覧の通り、フレームやベゼルは分厚く出来ているので、多少持ちづらいと感じることもありますが、CAT S41 は 5 インチ端末なので案外持ちやすいですよ。




ディスプレイは 5 インチ 1,920 x 1,080 ピクセルの IPS 液晶で、ゴリラガラス 5 がカバーガラスに使用されています。画面の最高輝度は比較的高く、屋外での視認性はかなり良好です。カバーガラスの上には飛散防止フィルムが貼ってあるので、小物で画面を擦った時には直接ディスプレイに傷は付かず、万が一落として画面が割れてもガラスが周囲に飛び散ることもありません。




タフさでは IP68 レベルという最高レベルの防水・防塵性能に加え、米軍の MIL 規格に準拠する耐久性、さらに 180cm からの落下にも耐えるとされています。せっかくタフネススマホを手に入れたので私も落下テストをしました。次の動画は腰よりも少し上の位置から約 30 年前に施工された硬いコンクリートの地面に自由落下(初速度 0 の落下)をさせたところです。




私が実施したテストでは、CAT S41 のディスプレイに傷は一つも付かず無事でしたが、その代わり落下の際、先に地面に接したフレームのコーナー部分に小さな傷が生じました。完全に無傷を想定していたので意外な結果ですが、画面が割れることは無かったので “タフネススマホ” たる最低限の耐久性はあると断言できます。もちろん破損は程度問題ですので、場合によってはもっと重大な破損が生じるでしょう。


 

CAT S41 は MediaTek Helio P20 MT6757T 2.39GHz オクタコアプロセッサ、3GB RAM、32GB ROM を搭載したミッドレンジモデルで、ハイエンドモデルほどのパフォーマンスはそもそも期待できませんが、電話やメール、SNS、カメラといった一般のアプリはストレス無く使えたので、必要最低限のレベルには達していると言えます。




Antutu のスコアは 63,000 点台なので、ZenFone 3 並みと言えるでしょう。




CAT S41 の厚みは 12.85mm もあり、質量は 218g と重量級の端末になりますが、5 インチ端末にしては大容量と言える 5,000mAh のバッテリーを搭載しており、モバイルバッテリーとしても機能します。単純に太くて重たいのではありません。

通常のスマートフォンとして使用した場合、ライトな使い方だと 3 日持ちは可能でした。しかしこれは動作モードを「バランス」(デフォルト値)とした状態のことで、「高性能モード」にすると、性能は若干良くなりますが、バッテリーの持続性は落ちます。それでも、丸 1 ~ 2 日の使用は可能です(上記の Antutu テストは高性能モードで実行しています)。




CAT S41 にはパッケージにモバイルバッテリー機能のための OTG 変換アダプタを付属しており、これを使うと他のスマートフォンや電子機器のバッテリーを充電できます。専用アプリもプリインストールされており、CAT S41 自体のバッテリー残量が一定の容量まで下がると給電を自動で停止したり、CAT S41 の電源を OFF にして外部機器の充電スピードを高めるなどのインテリジェントな機能もあります。モバイルバッテリーとしてはかなり優秀です。




CAT S41 のファームウェアはほぼ素の状態の Android 7.0 Nougat です。ということは、もちろん日本語にもほぼ完璧に対応しており、ロケールでは「日本語」を選択することができます。素の Android に近いファームウェアなので、メニューの大半は日本語で表示されます(一部未対応箇所もあります)。




CAT S41 独自の機能としては上記のモバイルバッテリー機能の他、本体の左側面に付いているオレンジ色のファンクションキーです。この物理キーは PTT(Push to Talk)またはアプリボタンとして使うことができます。モードをアプリボタンにした場合、ボタンの短押しと長押しにそれぞれ機能またはアプリの起動を割り当てることができます。




先程も少し触れましたが、性能とバッテリー消費量を調整する「性能と節電」オプションや、節電効果を高める「バックグラウンドインテリジェント機能」も備わっています。電力管理には気を使っているようです。




上記以外の部分は Nexus や Pixel、Android One とほとんど同じと考えて良いでしょう。外装などの見た目は重厚ですが、中身はいたってシンプルです。

カメラは背面に PDAF に対応した 1,300 万画素カメラと前面に 800 万画素カメラを搭載しています。スペックは現代のスマートフォンの中では標準的な内容です。写真や動画が撮れて見ることができれば良いという方なら満足する画質です。

カメラアプリはシンプルすぎてびっくりしますが、ピクチャー・イン・ピクチャー(前面カメラの映像を埋め込む)やパノラマ撮影、フリッカー防止、音声ミュートでの動画撮影、HDR 撮影など多彩な撮影機能を搭載しています。



サンプル写真です。








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