LG G7 ThinQのデザインレビュー、隠れた魅力も紹介

投稿日時 7月 17th, 2018 by juggly 投稿カテゴリ » ピックアップ記事, ブログ
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LG の 2018 年フラッグシップ「LG G7 ThinQ」は 18:9 スマホの先駆けとなった LG G6 の後継モデルで、新作では 19.5:9 というさらに縦に長いディスプレイを採用しています。本記事ではこのアスペクト比のディスプレイを持つ LG G7 ThinQ の外装やデザイン、隠された魅力を詳しく紹介していきます。

LG G7 ThinQ はノッチを持つフルスクリーンデザインのスマートフォンで、昨年から続々と登場している前後にガラスパネルを用いたボディ構造を採用しています。外見は他社のフラッグシップスマホと似たり寄ったりといった感じなのですが、決定的に違う点としてスリムさや軽さが挙げられます。

LG G7 ThinQ のディスプレイサイズは 6.1 インチとかなり大きいのですが、筐体サイズは 153.2 x 71.9 x 7.9mm と、5.2 インチ 16:9 端末とほぼ同じ。これは 19.5:9 の縦長ディスプレイの影響が大きいと思われます。6 インチ 18:9 ディスプレイの OnePlus 5T と比較すると LG G7 ThinQ の方が明らかにコンパクトだと分かります。

LG G7 ThinQ の質量は 162g と 6 インチ台の端末の中ではとても軽量です。他社のフラッグシップが 170 ~ 190g の重さなので、LG G7 ThinQ は 20 円チロルチョコ 1 ~ 3 個も分軽いことになります。軽さは端末を持ってみると実感します。まるでプラスチック素材をメインで使った端末ではないかと錯覚するほどです。スマートフォンは日々持ち歩くものなので、この軽さはかなり大きなアドバンテージになると思います。

実際に LG G7 ThinQ を手にすると、そのコンパクトさと軽さから非常に操作しやすいと感じます。背面のガラスパネルはエッジを丸くカットしているのでグリップ感も良好。LG G6 から続く、「大画面ながらもコンパクト」のスローガンは LG G7 ThinQ でも十分達成出来ているように感じます。

外見上の特徴は他にも、左サイドに追加された「Google アシスタントキー」もあります。これは Galaxy の Bixyby キーのような物理ボタンで、単押しでは Google アシスタントが、長押しでは Google レンズが起動します。今のところ、ボタンの機能をカスタマイズすることはできないようです。

また、LG G シリーズで長年の維持ささrていたバックボタンは LG G7 ThinQ で単純な指紋リーダーに変わり、電源ボタンは端末の右側面に移動しました。ボタンの配置は Galaxy 仕様ですね。

LG G7 ThinQ の隠れた魅力として、新感覚のタッチバイブレーションが挙げられます。LG G7 ThinQ のバイブレーションは実に多彩な動きをし、まるで端末が生きているかのように反応します。感触も iPhone の 3D Touch に近いものとなり、押し心地はとても良いです。それだけなく、Xperia XZ2 のように UI のタッチやスワイプに応じて振動し、LG G7 ThinQ の場合は、通知のスワイプやカメラのピント、カメラズームといった細かい動きにもバイブレーションが作動します。

隠れたもう一つの魅力は新発想の内蔵スピーカー「Boombox」です。これは、筐体内部で音を共鳴させることにより低音を増幅させるスピーカーです。スピーカー口は本体底部の一箇所にしかありませんが、音楽や映画を視聴しているときにはちょうど背面中央部がサブウーファーのように小刻みに振動し、遠くまで響く音質を提供します。

LG G7 ThinQ のディスプレイは 6.1 インチ 3,120 x 1,440 ピクセル(QHD+)というサイズ・解像度となっており、アスペクト比は 19.5:9 なので、ZenFone 5 や Huawei P20 よりも縦長となります。上下の表示領域が他社のスマートフォンよりも長いためマルチウィンドウ時のアプリ枠も広いです。

最後に、LG G7 ThinQ は Qi ワイヤレス充電に対応しており、iPhone や Galaxy 用のワイヤレス充電器を使ってバッテリーを充電することができます。有線よりも充電スピードは遅いですが、置くだけなのでとても手軽に充電できて便利です。

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