「Xperia PLAY」のゲーム機能の紹介と感想

投稿日時 4月 6th, 2011 by juggly 投稿カテゴリ » ブログ
コメントは受け付けていません。

Xperia PLAYでのゲームに関する機能の説明や使用感について紹介したいと思います。

ゲーム用コントローラについて

Xperia PLAYの大きな特徴であるスライド式のゲーム用コントローラーですが、これは、初代PSゲームやコントローラーでの操作に対応したAndroidアプリで利用できるだけではなく、一般のアプリでも利用できます。コントローラーの十字ボタンは上下左右の移動(ホーム画面や一部アプリでは移動できない)、PSボタンの×が決定、○が戻る、「menu」ボタンはコントローラー側にも搭載されています。コントローラーを開いたときにアプリを起動すると、アプリは横表示モードになります。

「menu」ボタンを押して表示される項目も十字ボタン、PSボタンを使って操作できます。アプリによってはこちらの方が使いやすいと思います。

つまり、ゲーム以外の用途でもコントローラの恩恵を受けることができるというわけです。

遊べるゲームはAndroidゲームと初代PSゲーム

Xperia PLAYではPSゲームのほか、Androidゲームも利用できます。Androidゲームの中でも、コントローラーでの操作に対応したものを”Xperia PLAYに最適化されたゲーム”と呼ばれているようです。PSゲームは「PlayStation Pocket」アプリで、Xperia PLAYに最適化されたAndroidゲームは「Xperia PLAY」アプリで管理できます。両アプリは各ゲーム用ポータルアプリといったものです。

それぞれコントローラーを開くと自動的に起動するようになっています。オプションで切替えることも可能(PlayStation Pocketは今のところ自動起動しません)。

こちらが「PlayStation Pocket」です。インストールしたPSゲーム、最近プレイしたゲーム、最近入手したゲームを一覧表示する機能、公開されているPSゲームをダウンロードする機能が搭載されています。Xperia PLAYを国内で利用する場合、PSゲームをダウンロードすることはできませんでした。他国(配信されている地域)のSIMカードを挿し、言語を英語にするとダウンロードできるらしいのですが・・・。MCC/MNCを変更すれば簡単にダウンロードできると思います。root化できれば簡単に変更できるでしょう。

ゲームデータは保存されるため、ゲームをしている最中、電話がかかってきたり、他のアプリを起動した場合でもセーブしたところから再開できます。途中で停止すると通知バーにアイコンが表示されるので簡単に再開できるようになっています。

こちらが「Xperia PLAY」アプリです。PlayStation PocketのAndroidゲーム版といったものです。Xperia PLAYに最適化されたアプリ一覧、Xperia PLAY向けに公開されているAndroidゲームをダウンロードすることができます。画面右上のマーケットアイコンをタップすると、”XPERIA PLAY Optimized”というキーワードでAndroidマーケット上のゲームを検索できます。

全てのAndroidゲームでコントローラーが使えるわけではない

PSゲームは基本的にコントローラーで操作できますが、前述の通り、Xperia PLAYに最適化されたゲーム以外はコントローラを使って操作できません。対応はゲームによりますが、PSボタンの×は選択・決定、○は戻る・キャンセルとして動作します。

また、Xperia PLAYに最適化されたゲームでも、全てのゲームでコントローラー中央のD-Padを利用できるわけではありません。こちらもアプリによります。

ゲームの種類

日本で発売されていないせいか、PSアプリ、Xperia PLAYに最適あkされたAndroidアプリで日本語はサポートされていません。殆ど英語、欧州の言語がサポートされています。また、日本向けゲームも今のところ公開されていません。

国内販売されれば日本のゲームもドカッと増えると思いますが・・・。まあ、ゲームなので対応言語で良し悪しは判断できませんね。面白いものは面白い。

ゲームの使用感など

Xperia PLAYのディスプレイサイズは4インチ、Desire HD、Xperia arc、PSPより小さく、使用する方や各ゲームのグラフィックによっては見づらいと感じるかも知れません。この点はXperia PLAYに限らず、他の端末にも言える話です。

コントローラーはPS2のものより若干小さめですが、ほぼ同じ形なので違和感なく操作できると思います。各ボタンはやや硬めで、クリック感があります。中央のD-Padは中央のポッチ周辺のが方向ボタンとして動作します。慣れれば自然なタッチで使えるのではないかと思います。まだ鳴れてないので若干違和感があります。ごく稀にPSボタンが動作しないことがあります。(FIFA 10で実際に×が動作しませんでしたが、再起動でなんとか使えるようになりました)。アプリによっては、そういった現象が起こるかもしれませんね。

肝心の動作・性能ですが、動画をご覧頂くと分かると思いますが、PSゲーム、Androidゲーム共に快適でした。途中でスローダウンすることもなく、性能面に関して問題無いと思います。ただ、Xperia PLAYは基本的にAndroidスマートフォンなので、常駐アプリが多くなればそれらにリソースを食いつぶされ、結果、スローダウンなどを引き起こす可能性はあると思います。スペック的にはXperia arcと同じくMSM8255 1GHz CPU、512MBのRAM(システムに400MB)搭載されています。

音質ですが、Xperia PLAYにはステレオスピーカーが搭載されており、ゲームのBGMだけではなく、音楽、動画をステレオで聴くことができます。