LG Optimus Black向け(おそらく初の)カスタムROM「NOVA v1」が公開中

投稿日時 7月 17th, 2011 by juggly 投稿カテゴリ » ブログ
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Optimus Black(LG-P970)向けの(おそらく初もの)カスタムROM「NOVA v1」がXDA-Developersで公開されています。

Optimus Backの公式ROM(Android 2.2.2)をベースに一部のLGアプリの削除、ファイルシステムの変更、RAMやVRAMサイズの変更、WEBブラウザの性能改善等のチューニングが施されたものになります。(もちろんroot済みです)

導入手順

1.Optimus Blackをroot化。

Optimus Blackは「Gingerbreak 1.20」でroot化が可能です。ダウンロードリンク

2.リカバリをClovkworkModに変更。

現在ClovkworkMod v3.2.0.0がOptimus Black向けに公開されており、それを本体に焼くためのツール(バッチ、シェルスクリプト)と合わせて公開されています。ダウンロードリンク

Optimus BlackのUSBデバッグを有効にしてPCとUSBで接続。

ダウンロードした「CWM_Install.zip」をPC上で解凍、作成されたフォルダにアクセス。Windowsでは「install_recovery.bat」をダブルクリック。MacやLinuでは「install_recovery.sh」を実行するとリカバリ領域にClockworkModがコピーされます。リカバリの書き換え手順は以上です。

3.(オプション)現在のROMのバックアップ。

Optimus Blackにはリカバリを起動するためのボタンコンボが存在しないらしいのでadbコンソールからコマンドを使ってリカバリモードで立ち上げます。※ボリュームダウン+POWER同時押しで起動しようとすると自動的に標準ROMがリストアされるようです。

adb reboot recovery

後は、バックアップ/リストアメニューからバックアップを作成します。

4.「NOVA v1」のインストール。

[ROM] Nova v1

上のリンクからROMをダウンロード、Optimus BlackのマイクロSDカードにコピー、上記「3.」の手順でリカバリを起動、リカバリのメニューからNOVA v1をインストール。

操作感に関して標準ROMと大きな差は感じられませんが、LGアプリが無くなりスッキリ、ファイルシステムがext4に変更されており、QuadrantベンチマークアプリにおけるDBのI/Oスコアがかなり伸びています。