HTC、自分撮りに特化した新型スマートフォン「Desire EYE」を正式発表、前面に1,300万画素カメラとデュアルフラッシュを搭載(更新)
HTC は 10 月 8 日、ニューヨークで行われた同社主催のプレスカンファレンスで自分撮りに特化したカメラスペック・機能を持つ新型スマートフォン「HTC Desie EYE(HTC M910)」を正式に発表しました。
Desire EYE は、5.2 インチ 1,920×1,080 ピクセルの IPS 液晶ディスプレイや Snapdragon 801 2.3GHz クアッドコアプロセッサを搭載した Desire ブランド最上位となる Android スマートフォン。OSはAndroid 4.4(KitKat) で、Sense 6.x の UI を搭載しています。
Desire EYE の大きな特徴は、最高画質の“自分撮り”ができるよう前面カメラのスペックを上げたところ。Desire EYEの前面にはオートフォーカス対応の 1,300 万画素(裏面照射型 CMOS、F/2.2・22mm レンズ)とデュアル LED フラッシュを備えた HTC スマートフォン史上最高スペックの内容です。ライトは周囲の明るさに応じて光量を調節して発光する仕組みで、HDR 撮影やフル HD 動画の撮影にも対応しています。
HTC は同イベントで「Eye Experience」と呼ばれるカメラ関連の機能・アプリ群も発表しており、それも Desire EYE の前後のカメラに適用されています。ビデオ通話では最大 4 人までの顔を認識してフォーカスをあてることが可能。「Face Fusion」では 2 つの顔を合成すること、「Split Capture」では前後のカメラの映像を合成して撮影したり、「Live Makeup」では化粧させて撮影できたり、「Photo Booth」では 4 枚の写真を撮影してそれらに異る効果を適用した写真を作成できます。このほか、音声でシャッター(写真・動画どちらも)を撮影できる機能も含まれています。
筐体デザインはプラスチック素材をベースに、フレームと前後パネルで異るカラーリングを採用した奇抜なスタイル。IPX7 の防水に対応しています。
この他、2GB RAM / 16GB ROM(Micro SD 最大 128GB)、背面に 1,300 万画素カメラ(裏面照射型 CMOS、F/2.0・28mm レンズ)、2,400mAh バッテリーを搭載。ワイヤレス通信機能は Wi-Fi a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth v4.0(apt-x対応)、DLNA、NFC などに対応しています。
対応周波数は
- 2G/2.5G:GSM / GPRS / EDGE (850 / 900 / 1800 / 1900MHz)
- 3G:WCDMA アジア(850 / 900 / 1900 / 2100MHz)、AT&T(850 / AWS / 1900 / 2100MHz)、EMEA(850 / 900 / 2100MHz)
- 3G:TD_SCDMA アジア(1900 / 2000MHz)
- 4G:LTE FDD アジア(1 / 3 / 7 / 8 / 28)、TD(38 / 39 / 40 / 41)、AT&T(2 / 4 / 5 / 17 / 29)、EMEA(3 / 7 / 8 / 20)
Desire EYE はアジア、EMEA、米国で今月中に発売されます。
追記:筐体サイズは 151.7×73.8×8.5mm、質量は 154g。BoomSoundフロントステレオスピーカーも搭載しています。また、装着できるSIMカードはNano SIMです。
Source : HTC
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