DynaOpticsがスマートフォン向けの光学ズームレンズを開発
米国のスタートアップ DynaOptics 社がスマートフォン向けの光学ズームレンズを開発したそうです。来年以降のスマートフォンは光学ズームが一般的になるのかもしれません。
従来の光学ズームは 2 枚以上の凹凸レンズを使ってレンズ間の間隔を変化させることで実現しており、既にデジカメやビデオカメラでは基本機能の一つになっています。光学ズームレンズに対応したスマートフォンは既に販売されていますが、いずれの機種も光学ズームの仕組み上、ズームしようがしまいがレンズは出っ張ってしまいます。
その問題を解消するのが DynaOptics のスマートフォン向けズームレンズです。従来のズームレンズはレンズを少なくともミリメートル単位で移動させる必要があるのですが、DynaOptics の開発したズームレンズは特殊な形状のレンズ 2 枚をマイクロメートルの単位で移動させることでズームを実現しています。レンズ間の移動が 1mm 未満とごくわずかなことから、今の光学ズーム対応スマートフォンのように端末から出っ張ることはなくなりそうです。
HTC は 2015 年に光学ズームに対応したスマートフォンを発売すると伝えられていますが、もしかすると、従来型のズームレンズではなく、同社が開発したようなレンズを採用しているのかもしれません。
Source : PC World、DynaOptics
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