Nokiaブランドのスマートフォン・タブレットの再販が現実に
Nokia は 5 月 18 日、フィンランドの新興企業 HMD Global に対して Nokia ブランドの携帯電話(スマートフォンを含む)やタブレットの販売を可能にするライセンス契約を締結したと発表しました。つまり、HMD を通じて Nokia ブランドのスマートフォンやタブレットが発売されることになります。
HMD は Nokia ブランドの携帯電話やタブレットを販売するために設立された企業で、同社に対して Nokia がブランドライセンスを供与するということです。
HMD はまた、Microsoft のフィーチャーフォンビジネス部門から 2014 年までの間、Nokia ブランドのフィーチャーフォンの商標を借りる契約も締結しました。この取り引きが成立するのは 2016 年下半期中とされており、実際に発売されるとすれば早くても今年の秋 ~ 冬にかけてと見られます。
HMD はまた、Microsoft がベトナム・ハノイに持っているフィーチャーフォンの製造工場やサプライチェーンなどを Foxconn Mobile に売却した後、Foxconn と Nokia ブランドのスマートフォンやタブレットの開発で契約を交わすことも明らかにしています。
契約内容はけっこう複雑に見えますが、Nokia ブランドのスマートフォンやタブレットが再度グローバル市場を発売するための手続きなので知らなくてもいいでしょう。
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