ASUS、Snapdragon 660/630やデュアルカメラを搭載した「ZenFone 4 ZE554KL」を正式発表
ASUS は 8 月 17 日、スマートフォン「ZenFone」の 2017 年モデルとなる「ZenFone 4 ZE554KL」を発表しました。ZE554KL は 8 月 18 日より海外で発売されています。
同日には ZenFone 4 の標準モデルとなる ZE554KL(S660 モデルと S630 モデル)のほかに、上位の「ZenFone 4 Pro ZS551KL」、自撮り機能に特化した「ZenFone 4 Selfie ZD553KL」と「ZenFone 4 Selfie Pro ZD552KL」も発表されています。ここで紹介するのは ZE553KL です。
ZE554KL は昨年発売された ZenFone 3 ZE552KL の後継機種で、プロセッサ別に Snapdragon 660 モデルと Snapdragon 630 モデルがあります。どちらも外観や基本スペックは概ね共通していますが、Snapdragon 660 モデルのほうがスペック的に上です。
ZE554KL の特徴は Snapdragon 660 / 630 や最大 6GB RAM を採用したことで性能が向上したほか、リアカメラにダブルレンズカメラを採用したことでカメラの性能と画質が向上し、広角撮影が楽しめるなど機能も強化されている点です。また、ステレオスピーカーを新たに採用しており内蔵スピーカーの音質も向上。ZenUI をバージョン 4.0 に刷新するなど中身をリニューアrしています。
本体の外観は ZenFone 3 世代の機種からさほど変化していませんが、フルメタル仕様を採用したのでより高級感を感じる外観に仕上がり、背面の指紋リーダーは前面の下部に移動しました。USB コネクタは Type-C で、3.5mm オーディオジャックも付いています。
筐体サイズは 155.2 x 75.2mm x 7.5mm と ZenFone 3 ZE552KL よりもスリムでコンパクトになった一方で、質量は 165g へと増加しています。カラバリは Moonlight White、Mint Green、Star Black の 3 色です。
ZenFone 4 の一番の特徴はやはりカメラが進化したところです。リアカメラは 1,200 万画素のメイン + 800 万画素の “ウルトラワイドアングルカメラ”(サブカメラ) という構成を採用しています。サブカメラはメインカメラを補う役割のほかに、単独では 120 度の広角レンズを搭載しているので、風景やグループ撮影時により広く撮影するのに役立ちます。
メインカメラには Sony IMX362 イメージセンサー(1/2.55 インチ 1.4μm 画素サイズ)や F1.8・25mm のレンズを採用し、4 軸OIS や 3 軸 EIS、4K 撮影、RAW 撮影に対応しています。さらに、カメラアプリが PixelMaster 4.0 にバージョンアップしており機能も改良しています。前面には 800 万画素カメラを搭載しています。
他の改良点としては、ステレオスピーカーを採用してスマートフォンの内蔵スピーカーの音質が向上、バッテリー容量は 3,300mAh に増え、Snapdragon 660 モデルは 18W の高電力で充電できるようになっています(Snapdragon 630 は 10W 充電)。また、Snapdragon 660 / 630 を採用したことによって LTE Cat 12 / 13 に対応し、下り速度が最大 600Mbps に、上り速度が最大 150Mbps に向上しました。
ディスプレイは 5.5 インチ 1,920 x 1,080 ピクセルの Super IPS 液晶(600nits)、で、メモリは最大 6GB RAM、最大 64GB ROM、Micro SD カードスロット(最大 2TB)を搭載。通信機能は Wi-Fi a/b/g/n/ac、Bluetooth 5、NFC に対応しています。他には、DTS Headphone-X や 24bit / 192KHz までのハイレゾ再生、デュアル SIM・デュアルスタンバイ、FOMA プラスエリア(TW や JP モデル)、VoLTE に対応しています。なお、ZenFone 4 は全モデルデュアル SIM 対応ですが、片方が Micro SD カードスロットと兼用です。
Source : ASUS
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