Unicode 11.0の新絵文字がまもなく正式発表に
Unicode Consortium は明日 6 月 5 日に「Unicode 11.0」の正式リリースを発表する予定で、その時、Unicode 11.0 に導入された新しい絵文字(Emoji 11.0)が明らかになります。
Unicode 11.0 の新しい絵文字の最終案は今年 2 月の時点で発表されており、予定通りなら 66 種類の絵文字が追加されます。ただ、Unicode 11.0 が正式にリリースされると言っても、ベンダー各社が自社の製品に新しい絵文字を組み込む作業も必要になるので、実際に利用可能になるまでにはしばらく時間を要します。
Twitter や Facebook などのネットサービスについては、アプリやサーバ側のアップデートで対応できるので、おそらく今年の夏までには利用可能になると予想されます。Android や iOS などの OS については、今後の新 OS バージョンの発表の際に取り込まれるはずなので、今年の秋から冬にかけて利用可能にある見込みです。
Unicode 11.0 では、テディベア、男女のスーパーマン、赤毛、カーリーヘアー、白鳥、マンゴー、パーティーフェイス、ロブスター、ラマなど、合計 66 種類が最終的にリリースされる予定です。
Unicode Consortium は今月、2019 年上半期にリリースする次のバージョン「Unicode 12.0」に追加する予定の新絵文字も発表しており、盲導犬や凧、白いハートなどが候補となっています。Unicode は、Unicode 12.0 の絵文字(Emoji 12.0)について、今年 9 月までに最終的な草案を完成させるスケジュールで動いていると表明しています。
Source : Unicode、Emojipedia
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