Google、Android用「Google Docs」公式アプリを公開、カメラで撮影・アップロードした写真はOCR機能で文書化
Googleは4月27日、Android用「Google Docs」公式アプリを公開しました。
このアプリでは、Google Docsの文書やスプレッドシート、プレゼンテーションのほか、アップロードした写真やPDFファイルなどの閲覧、ドキュメントの新規作成(文書、スプレッドシート、画像からOCR機能により文書化)、共有設定を行うことができます。
アプリトップページでは、Google Docsに保存したファイルをすべて(All)、ドキュメントのみ(Documents)、画像(Images)、ラベル別(Collections)、スター別(Starred)、タイプ別(文書、スプレッドシート、プレゼンテーション)に一覧表示することができます。
ファイルの一覧表示では、ファイルを名前別、更新時間別にソートできるほか、各ファイル名を長タップするかタイトル右の矢印アイコンをタップすると、ファイルに対してスター付け、共有、リネームといった操作ができます。ファイルの共有を選択すると端末のアドレス帳から共有相手選ぶことができます。
ドキュメントの閲覧画面では、モバイル版Google Docsと同様に、表示の拡大・縮小、編集、Google Cloud Printを使ったネットワークプリンタへ印刷することができます。
アプリ右上に表示されているアイコンをタップするとドキュメントの新規作成画面が表示されます。Google Docsアプリでは、文書とスプレッドシートの作成のほか、「Document from phone」を選択すると、カメラで撮影した写真をGoogle Docsにアップロードできます。Google Docsアプリを使ってアップロードされた写真は、Google DocsのOCRエンジンによって自動的にドキュメント化され、キーワードによる検索対象となります。
しかし、今のところGoogle のOCRエンジンはラテン文字セットにのみ対応しており、日本語のテキストやアラビア語のテキスト、手書きのテキストなどは検出されません。また、Arialや Times New Roman以外のフォントでは正しく認識しない場合もあります。
写真はカメラで撮影するほか、他のアプリからの共有機能によってアップロードすることもできます。その他、Google Docsアプリにはアプリトップページやスター付きドキュメント一覧、カメラ、ドキュメントの新規作成ショートカットを含む4×1ウィジェットが含まれています。
Google DocsアプリはAndroid 2.1以降の端末で利用できます。このバージョンでは英語表示のみ対応しています。
Source : Google
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