Samsung、曲げたり丸めたりできるフレキシブルなAMOLEDパネルの量産を来年Q2より開始する計画
Samsung Mobile Display(SMD)は早ければ来年Q2より折り曲げたり、丸めるたりできるフレキシブルなAMOLEDディスプレイの量産を開始する計画であることを、同社が5月末に開催した第5.5世代のAMOLED新生産工場の竣工式で明らかにしたとETNesが伝えています。
この第5.5世代新工場敷地内にフレキシブルなAMOLEDの基板として使われる液状形のポリイミドワニス生産設備を年内までに構築、2011年Q2からの量産を目指すという。ポリイミドワニスの生産は日本の宇部興産との合弁会社によって行われます。
ガラス基板の代わりにポリイミドワニスを活用することで、フレキシブルAMOLEDを実現することが可能になるそうです。Samsung Mobile Displayは昨年、4.5インチサイズ、解像度WVGA(800×480ピクセル)のフレキシブルなAMOLEDディスプレイを展示会などに出展していました。上図のような、新しいデザインのモバイル機器の創出、インテリアや照明、メガネ型ディスプレイなどモバイル機器以外での利用に注目されているそうです。
Source : ETNews
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