Galaxy S IIIのベンチマーク結果(動画あり)
Samsungの新フラッグシップ「Galaxy S III」の各種ベンチマークアプリのテスト結果がEngadget、PhoneArenaで公開されていました。
Galaxy S IIIでは、Galaxy S IIからハードウェア・ソフトウェアにおいて様々な改良が施されたようですが、その中でも、システムやアプリを動かすプロセッサが32nmの新プロセスの下で製造されるExynos 4 Quad 1.4GHzになった点が大きく注目されています。スペックは現行のAndroidスマートフォンの中でTegra 3版HTC One Xとトップを争う位置に付けていると思いますが、結果はどうだったのでしょう。
試されたベンチマークアプリは、ブログ等における性能評価で頻繁に用いられているQuadrant・Antutu(CPU、RAM、Disk I/O、2D/3Dグラフィック)、Linpack(CPU演算)、Nenamark(Open GL ES2.0)、Vellamo(WEB性能)の5種類。
Quadrantはトータルで5189ポイント。Antutuはトータル11492ポイント。Linpackは、シングルスレッドでは51.337MFlops、マルチスレッドでは101.606MFlops。Nenamark2は59.8fps、Vellamoは2094ポイント。
Galaxy S IIとの比較では、全てのアプリでそれを上回っています。Quadrantを見るとスコアの伸び率は34%(Android 4.0のGalaxy S IIのスコアは4,000を越すんですけどね)。
Tegra 3版HTC One Xとの比較では、Linpack(マルチスレッド)以外ではそれを上回っていますが、Vellamo以外については同程度と言えるほどの違いしかなかったようです。
Snapdragon S4を搭載したAT&T向けHTC One Xとの比較では、LinpackとVellamo以外のアプリでそれを上回っていますが、大差はなかったようです。
Source : Engadget、PhoneArena
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