Android上でWindowsソフトが動く、「Wine」のAndroidへの移植作業が進行中
x86アーキテクチャー上のUnix系OSでWindowsソフトをネイティブに動作させることができるオープンソースソフトウェア「Wine」のAndroidへの移植作業が進行している模様です。
2月2、3日にブリュッセルで開催された「FOSDEM(Free and Open Source Development European Meeting)」でWineプロジェクトのAlexandre Julliard氏がその取り組みについて説明を行ったそうです。会場ではAndroidを使ってWindowsソフトを実行するデモが行われたそうですが、デモで使用されたAndroidは仮想マシンだったこともあり、動きにはかなりもたつきが見られたと伝えられています。
同氏はAndroidへの移植だけではなく、ARMアーキテクチャーへの移植も検討していることも明らかにしたそうです。どちらもリリース時期は明言されなかったそうですが、AndroidでWindowsソフトを動かせるようになれば、さらにAndroidが便利になりますね。
Source : Phoronix、Engadget
関連記事
関連する記事が見つかりません
週間ランキング
None Found