MWC 2013:中国移動向けTD-LTE対応スマートフォン4機種(HTC/LG/Huawei/ZTE製)が発表、ZTE端末のRAM容量はなんと4GB
中国の大手キャリア 中国移動が今年半ばにTD-LTEサービスを本格開始するのに合わせて投入されるスマートフォンがMWC 2013期間中に発表された模様です。
2月28日で閉幕したMWC 2013の会場付近では、Global TD-LTE Initiativeと中国移動が主催した第7回目nLTE TDD/FDD International Summit(通称:GTI Summit)が行われ、その際、発表されたそうです。
端末メーカーはLG、HTC、ZTE、Huaweiの4社で、各社ともハイスペック仕様のスマートフォンが1台ずつ提供される見込み。会場内で公開されたスライド資料によると投入時期は2013年6月~8月となっています。
HTCが投入するのは「HTC TD 101」というAndroidスマートフォン。見るからに「HTC One」ですね。HTC Oneとの違いはストレージバリエーションに16GBモデルが存在し64GBモデルが存在しない点と、対応する規格の種類の多さ。HTC TD 101では、TD-LTE、FD-LTE、TD-SCDMA、WCDMA、GSMに対応する模様。
LGが投入するのは「Optimus Vu II Plus」。画面比4:3のOptimus Vu IIのTD-LTE版でしょう。Optimus Vu IIとの違いは、プロセッサが1.5GHzクアッドコアにアップグレードされている点と、HTC TD 101と同様に対応する通信規格の種類の点。
Huaweiが投入するのは「Ascend D2-TL」。CES 2013で発表された画面サイズ5インチのAscend D2のTD-LTE対応版のようです。Ascned D2-TLでは、5つの通信方式に対応し、LTE cat 4にも対応する点がAscend D2との大きな違いとなるようです。
最後に、ZTEが投入するのは「ZTE U9810」。5インチHDディスプレイ、5種類の通信規格・10種類の周波数帯に対応することが記載されています。別で出てきたU9810のスペックシートによると、プロセッサは1.7GHz駆動のデュアルコア、RAM容量はなんと4GB。
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