Google、Androidの新バージョン「Android 4.3(Jelly Bean)」を正式発表
Googleは米国時間7月24日、Android OSの新バージョン「Android 4.3」を正式に発表しました。
Android 4.3はコードネーム“Jelly Bean”を持つAndroid 4.1/4.2のアップデート版ですが、APIレベルは18に上がりました。
Android 4.3は同日発表された新型Nexus 7に標準で搭載されています。既存のNexusデバイスへの提供時期については、Galaxy Nexus、Nexus 4、Nexus 7(旧型)、Nexus 10に対して本日よりJWR66Vへのアップデートが配信される予定です。ファクトリーイメージがすでに公開されているので、アップデートが降ってくるのを待ちきれない場合は、ファクトリーイメージを使ってファームウェアを書き換えれば利用できるようになります(本体は初期化されますが・・・)。
Android 4.3では、Project Butterを改善してタッチレスポンスや描画性能を向上、複数のCPUコアを使って特定のタスクをマルチスレッド処理する機能を追加するなどしてパフォーマンスを強化したほか、以下のような機能が追加されています。
- Bluetooth Smart(Bluetooth v4.0/LE)をネイティブサポート
Bluetooth Smartは低消費電力で通信するBluetoothのバージョンで、心拍センサーやリストバンド型活動計など電池容量が少ない機器でよく採用されています。こういった機器との通信も可能になるというわけです。 - Bluetooth AVRCP 1.3プロファイルをサポート
- グラフィックスAPI「OpenGL ES 3.0」をサポート
- マルチユーザー機能に「制限付きプロフィール」機能が追加
所有者アカウントにおけるアプリやコンテンツ、機能へのアクセス制限を設定できる機能。 - DRM API機能を追加
メディアのストリーミングプロトコルに著作権保護機能を容易に追加できる機能 - Wi-Fiスキャンモードオプションの追加
Wi-FiがOFFの場合でも、バックグラウンドでWi-Fiによる位置情報の取得を継続する - カメラアプリの刷新
- ダイヤルパッドのオートコンプリート機能追加
Source : Google、Platform Highlights、
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