NTTドコモ、「AQUOS PHONE ZETA SH-09D」と「AQUOS PHONE sv SH-10D」にAndroid 4.1.2へのアップデートを提供開始
NTTドコモは7月29日、シャープ製Androidスマートフォン「AQUOS PHONE ZETA SH-09D」と「AQUOS PHONE sv SH-10D」の2機種に対して、Android 4.1(Jelly Bean)へのアップデートの提供を開始しました。
更新ファイルは端末単体でダウンロード可能です。端末の設定メニューを表示後、「端末情報」→「ソフトウェア更新」→「ソフトウェア更新」→「実行」より手動でアップデートを実施できます。アップデートにかかる時間は41~43分。アップデート後のソフトウェアビルドは、SH-09Dが「02.00.03」、SH-10Dが「02.00.02」です。
Android 4.1.2へのOSバージョンアップ
今回はアップデートはOSのバージョンアップを伴う大規模なものです。2機種に搭載されているOSは、Android 4.0(ICS)→Android 4.1.2(Jelly Bean)に上がり、画面の切替わりやスクロール時の滑らかさ、アプリの応答がよくなるほか、通知パネルやナビゲーションボタンの機能性がアップ。Googleでの検索履歴や位置情報に基づくおすすめ情報をカード形式で知らせる「Google Now」にも対応します。
通知パネルについては、日付が追加され、通知はメールの本文やスクリーンショット画像の一部を展開してプレビューしたり、不在着信のお知らせに対して「発信」や「SMS」ボタンで応答したり、アプリによって通知から直接操作を行ったりすることができるようになります。
「Google Now」については、Google検索アプリをアップデートすると、画面下部のナビゲーションバー(操作ボタン)を押したまま上にスライドすると起動します。このほか、NFCを活用した「Android Beam」では、従来のURLリンクや連絡先だけではなく、画像や動画も転送できるようになります。
シャープ独自の変更
シャープ独自の変更としては、どの画面からでも「どこでもコピー」や書メモ、ORC機能などのツールを呼びだすことができる「クイックツールボックスEX」機能が追加。カメラアプリはモバイルライトや手ブレ補正のON/OFFがファインダー上で切替え可能な新UIに変わります。また、「コンテンツマネージャー」アプリは、検索機能に画像のサイズで絞り込む新機能が追加されます。新たにオフィス互換の文書閲覧・編集アプリ「Office Suite」も追加されます。
SH-10Dについては、さらに、NOTTVアプリのバックグラウンド再生に対応し、別のアプリを起動しても音をバックグラウンドで再生できるようになります。
アップデートでは上記の機能追加のほか、電波環境が良好であるにも関わらず、特定の条件下でまれにアンテナ表示が正常に表示されない事象の解消を目的とした変更も行われています。
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