バックアップ&復元アプリ「Sprite Backup 2.0」の使い方
今回はAndroidマーケットで$4.95で販売されているバックアップ&復元アプリ「Sprite Backup 2.0」をご紹介。一般向けには有料アプリとして販売されていますが、ドコモ Galaxy S SC-02Bにプリインストールされてたりするアプリです。
Sprite Backupは端末内蔵メモリ、マイクロSDへAndroid上のデータをバックアップできるだけではなく、無料のオンラインストレージ「Box.net」、Dropboxにも取得したバックアップを保存することができます。
- Device:端末内蔵メモリ
- Storage Card:マイクロSD
- Box.net:クラウドストレージ、無料で1GBが割り当てられます。
- Dropbox:クラウドストレージ、無料で2GBが割り当てられます。
バックアップを実行する際、上記4つの中からどこにバックアップを行うのかを指定し、「新規追加」っでバックアップファイル名を入力します。
後はバックアップするデータを指定するだけです。Sprite Backupでバックアップできるデータは、
- SMS、MMS
- アプリケーション設定
- カレンダー
- システム設定
- 写真
- ブックマーク
- 音楽
- 動画
- 通話履歴
- 電話帳データ
と、アプリそのものをバックアップすることはできませんが、バックアップが必須と思われるものはこのアプリでバックアップできそうです。
また、設定メニューからバックアップするデータを常に暗号化することも可能です。「menu」→「設定」→「Security」→「Enable Encryption」をタップしてパスワードを設定すると暗号化が有効になります。
定期的にバックアップ(スケジューリング)
Sprite Backupは定期的(スケジューリング)にバックアップを行うことができ、例えばマイクロSDとDropboxにそれぞれ定期的にバックアップを実行することも可能。定期的に行うバックアップでは、バックアップする際に前のバックアップデータが上書きされるようなことはありません。バックアップを取得した日、時間がバックアップファイル名に追記され別ファイルとして保存されます。
組めるスケジュールは、「毎日」、「毎週」、「毎月」のいずれかで
そのいずれかを選択後、「バックアップ開始時刻」をタップして、何時にバックアップを開始するのかを指定できます。寝ている間に実行できるようにも設定できます。
復元機能
もちろん、バックアップするだけではありません。復元機能もちゃんと搭載されています。取得したバックアップからデータを復元したい場合、どの保存先のバックアップデータから復元するのかを選択し、
表示されたバックアップデータの一覧からいつ行ったバックアップから復元するのかを選択します。
復元する際にも、どのデータを復元するのかを指定できるようになっています。
お勧めなのはマイクロSD、Dropboxにそれぞれに対して定期的にバックアップを行うことですね。1次バックアップとしてマイクロSD、2次バックアップとしてオンラインストレージというのが良いかと思います。Dropboxを使えばPC側にバックアップデータ(SBF形式)が自動的に保存されていきますのでバックアップデータが消えた・・という状況でも復元できますからね。
SC-02BにはAndroidマーケットで公開されているバージョンより低いものがプリインストールされています。しかし使い勝手は基本的にAndroidマーケット版と同じなのでこちらの記事は少しは参考になるかと思います。
関連記事
週間ランキング
None Found