Android 4.4(KitKat)の刷新されたホーム画面はGoogle検索アプリによって実現、他社メーカーの端末にもNexusのホーム画面を提供?
Android 4.4(KitKat)の大きな特徴の一つは刷新されたホーム画面です。「Google Home」と呼ばれるアプリをホームアプリに設定することで、大きめアイコンのアプリドロワーや刷新されたウィジェット・壁紙ピッカー、ホーム画面をスワイプするだけで起動するGoogle Nowを利用できるのですが、実は、このホーム画面はホームアプリではなく、Google検索アプリによって実現されていたのです。
Android 4.4(KitKat)を搭載したNexus 5には「GoogleHome.apk」というホームアプリがプリインストールされており、ホーム画面の内容は上図のようになっています。しかし、このデザインはGoogleHome.apkによって実現されているのではなく、未配信バージョンのGoogle検索アプリ(v3.0.17)によって実現されているのです。Google検索アプリを現行のv2.xに戻すと従来のデザインに戻ります。
このような仕組みは、Facebookが独自のホーム画面「Facebook Home」の機能をFacebook本体に実装しているのと同じ。おそらく、GoogleはNexusデバイスと同じホーム画面の操作体験を全ユーザーに提供するべく、このような仕組みに変えたのではないでしょうか。だとすれば、今後「GoogleHome.apk」はGoogle Playストアで配信され、Nexus以外の機種でも容易にNexus 5と同じホーム画面を利用できるようになると予想されます。
その証拠として、Google検索v3.0.17にはホーム画面や壁紙の設定に関する新しいパーミッションが追加されています。
Source : Ars Technica
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