CyanogenMod 11(Android 4.4.1)から開発方針が変更、まずはNexusデバイスにMビルドを配信へ
カスタムROM「CyanogenMod」の開発チームがNexusデバイスに対してAndroid 4.4.1ベースの「CyanogenMod 11」のMビルドを提供すると発表しました。
何と早い対応なのでしょう。通常、MビルドはNighlyビルドの完成度が高まってくるとリリースされるものなのですが、今回から順番が入れ替わっています。
同チームのブログへの投稿によると、Nightlyビルドのリリースまでにはまだ数週間を要する見通しで、Mビルドの提供はさらに時間を要してしまいます。この順序だとバグなどの修正を中心とした改善がNightlyの開発の後に実施されることになり、ユーザーへの配信時期にも影響を与えます。開発スピードの効率化とユーザーの待ち時間短縮を実現する方法として、リリース順序の入れ替えが行われました。
そのため、CyanogenMod 11からは元々完成度が高く、バグの少ないAOSPサポート端末(現在は、Nexus 7、Nexus 4、Nexus 5、Nexus 10)よりMビルドを配信しています。Mビルドで得られたフィードバックやバグレポートなどはNightlyビルドの開発にも活用されます。もちろん、Nexus以外(Galaxy Nexusも含む)の端末にもNightlyビルドは提供されます。
CyanogenMod 11 M1ビルドはCyanogenMod配信サーバからダウンロードできます。
Source : CyanogenMod Blog
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