Sony Mobile、モジュール型のパーツを組み合わせて様々な機能を実現できるハードウェアプラットフォーム”MESH”を発表
Sony Mobileは5月22日、”MESH”というプロジェクト名の下でモジュール化したパーツを組み合わせて独自の機能を持つBluetoothデバイスを自作できるプラットフォームの存在を開発者向けサイト Developer Worldで公開しました。
“MESH”(Make, Experience, SHare)は、Bluetooth Smartなどのワイヤレス通信機能で相互に接続できるモジュール型ハードウェアのプラットフォームのことです。”MESH”では、LED、カメラ、スピーカー、ボタン、各種センサーが”ブロック”と呼ばれるパーツとして提供されており、NIのLabVIEWのように、GUIベースの開発コンソールを使ってブロック同士を仮想的に接続し、ブロックに機能を割り当てることで、自分の用途に合わせたデバイスを自作できます。最近話題の「Project Ara」のガジェット版といった感じですね。
“MESH”の使用例としては、モーションセンサーブロックとスピーカーブロックを使用して、子供がぬいぐるみを持って遊んでいると、ぬいぐるみが笑う音声を発するようにすること。また、モーションセンサーブロックを冷蔵庫のドアに取り付け、カメラブロックを対面の棚などに取り付けておくと、冷蔵庫のドアを開くたびにカメラが写真を撮影し、スマートフォンに転送します。これで冷蔵庫の中身を日々チェックできるというわけです。
現在、”MESH”はプロトタイプという段階で商品化のメドはまだたっていません。
Source : Sony Mobile
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