Xiaomi Mi4でNFCを省いた理由を同社のCEOが明かす
昨日発売された小米科技の新型スマートフォン「Xiaomi Mi4」でNFCがサポートされていないことについて、同社のCEOを務める Lei Jun氏が鳳凰科技(Phoenix Technologies)からのインタビューで理由を明らかにしました。
近距離無線通信の国際標準規格 NFCはAndroid 2.3でサポートされたことで徐々にスマートフォンにおける採用が拡大し、今となってはハイエンドモデルでは必須、ローエンド~ミッドレンジモデルでもサポートしている機種は多い。国内モデルのほとんどはFeliCaとデュアルでサポートしています。
Lei Jun氏は、なぜNFCを省いたのかという質問に対して、“MiシリーズのMi3とMi2AでNFCをサポートしてみましたが、ユーザーからのフィードバックによると、結局のところ利用者は全ユーザーの1%に過ぎないことがわかりました。そのため、この機能を維持していくことが困難だと判断し、Mi4ではキャンセルしました。”と、述べたそうです。
中国市場ではほとんど使われないから搭載してもあまり意味が無い、といったことが理由のようです。1,999元という破格な値段を維持するためにも省かざるをえなかったとも考えられます。
NFCの用途はアドレス帳の交換、ファイルの転送、モバイル決済、チェックインなど多岐にわたります。頻繁に利用しているユーザーは当然いるはずなのですが、全体を見ればごく小数のようです。NFCの利用価値は対応サービスに変わってくるので、インフラサービスと連動するようなことにでもなれば使われ出すことでしょう。
Source : TechWeb
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