ニュージーランドでスマートフォン向けのおサイフケータイサービス「Semble」がローンチ
ニュージーランドの電子決済サービスプロバイダー Paymasrk が「Semble」と呼ばれる“財布”の代替を狙ったスマートフォン向けのモバイル決済サービスを発表しました。
Semble は、“キウイ(フルーツ)までもスマートフォンで買うことができる”をキャッチフレーズに、NFC 対応のスマートフォンで商品やサービスを購入できるようにする日本で言う“おサイフケータイ”に似た決済サービスです。サービス自体はニュージーランド市場をターゲットに提供されます。
Semble は、現地の携帯キャリア Vodafone New Zealand、2degrees、Telecom New Zealand と Paymark と共同で 2012 年に開始した TSM(Trusted Service Management)プラットフォーム上で提供される決済サービスで、上記 4 社に加え Spark New Zealand、ABS や Bank of New Zealand(BNZ)などの銀行、ニュージーランド航空もサービスへのパートナー企業となっています。
Semble ではクレジットカードやデビッドカード、GlobalPlus カード、ポイントカード、公共交通機関の IC カードなど様々なカード情報を集約でき、スマートフォンを NFC リーダーにかざすだけで決済を済ませることができます。
対応するのは NFC に対応した Android スマートフォンで、まずは Samsung 製の NFC 対応スマートフォンで利用できるようになる予定。サービスは今年 11 月よりパイロットテストが実施されており、2015 年初旬に Google Play ストアで Semble アプリが配信される予定です。個人情報は SIM カード内のセキュアエレメント内に保管される仕組みを採用しています。
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