LGとVMWareが提携、従業員所有のスマートフォンの企業ビジネスでの採用に向けて
12月7日、LGとVMWareはスマートフォンにOS仮想化技術をを搭載し、従業員所有のスマートフォンを企業における仕事での活用を促進させることでパートナーシップを結んだことを発表しました。
LGのスマートフォン上でVMWareが提供するゲストOSが動くというイメージ。ユーザは自身のデータやアプリなどはそのまま利用でき、もう一つのOS上で会社データ、アプリを利用できるようになるそうです。ゲストOSが走る環境はSandboxとなっており個人利用のデータには手を出せないようになっているとのころ。これで1台のAndroidスマートフォンを個人、仕事でも使えるようになり、企業側は自社が貸与する端末の紛失や盗難による情報漏えいに対して少なくともOSレベルで対応すればよくなりますね。LGはスマートフォンを、VMWareは企業向け仮想化技術の導入を推し進めていくという非常に面白いパートナーシップだと思います。
この機能は2011年にはLGのスマートフォンで利用できるようになるそうです。LGのAndroidスマートフォン上でのデモ動画がEngadgetで公開されていました。見れば一目瞭然でしょう。
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