「HTC Desire」は当時のフラッグシップモデルではなかった、HTCの幹部が歴代のフラッグシップやそのネーミング理由を明かす
HTCは 2013 年と 2014 年に同社のフラッグシップスマートフォンを「HTC One MX」(X は数字)のネーミングで発売しましたが、なぜ、このネーミングを採用したのかを HTC 幹部である Jeff Gordon 氏が自身の Twitter ページで明らかにしました。
HTC One というネーミングは 2012 年の HTC One X / S / V で導入されました。こうしたのは当時、スマートフォンで必要な全ての機能が 1 台に詰まっていることを表現したものだと伝えられています。それが後のスマートフォンにも多く採用されました。
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同氏によると、「HTC One(M8)」や「HTC One M9」の MX はフラッグシップスマートフォンのコードネームです。このことは 2013 年に発売された HTC One(M7)で既に明らかになっています。
興味深いのは、過去のフラッグシップモデルの世代も明らかにされていることで、同氏によると、初代は 2007 年の「HTC Touch」なんだそうです。その後は、第 2 世代が「HTC Dream」、第 3 世代が「HTC Hero」、第 4 世代が「HTC EVO 4G」、第 5 世代が「HTC Sensation」、第 6 世代が「HTC One X」、第 7 世代が「HTC One(M7)」、第 8 世代が「HTC One(M8)」、そして、今週発表された「HTC One M9」が第 9 世代になるそうです。
ここで気になるのは第 4 世代のところです。Google 初の Nexus となる Nexus One のメーカーモデルとして 2010 年に「HTC Desire」が発売されたのですが、第4世代は「HTC EVO 4G」となっており、Desire はフラッグシップではなかったという。
同氏はこのことについても言及しており、実際には Desire もフラッグシップらしいのですが、その当時、HTC EVO 4G は WiMAX に対応したことで世界で初めていわゆる「4G」スマートフォンになりました。HTC はその点を重視しており、HTC EVO 4G をこの年のフラッグシップモデルに位置づけたそうです。
Source : Twitter
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