USB 3.0 Promoter Group、仕様に準拠していないUSB Type-C製品から電子機器を守る「USB Type-C 認証」を発表
USB 3.0 Promoter Group は 4 月 12 日、USB Type-C を採用した電子機器の安全な利用のために暗号ベースの認証プロトコルを定義したと発表しました。
USB Type-C を採用した端末が普及してきたこともあり、市場には様々な USB Type-C ケーブルや充電器、ハブ製品で溢れ返っています。
中には仕様に準拠していない粗悪な製品も多数あり、正常に充電できない、時には発火事故が発生するなどのトラブルもちらほら伝えられています。そのため、今では USB Type-C 製品に対して仕様への準拠や安全性に高い関心が寄せられるようになっています。
こうした状況の中で、USB 3.0 Promoter Group の「USB Type-C 認証」では暗号ベースのプロトコルを用いて接続した USB Type-C 充電器などが仕様に準拠しているのかどうかを識別できるようにしています。そして、ホスト側には端末認証の合否に応じて充電や接続を許可 / 拒否できる安全策を講じることを可能にしています。
例えばこの認証プロトコルを導入した Android スマートフォンがあったとすると、仕様に準拠していない粗悪な USB Type-C ケーブルを挿し込んでも警告を発して充電しない、といったことが可能になると思います。
Source : Business Wire
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