公衆無線LANサービスおけるVPNアプリの必要性
街に出ればレストラやカフェ、ホテル、公共施設と、様々なところに無料かつ不特定多数の人が認証もなしにアクセスできるオープンな Wi-Fi スポットが多数存在します。こういったオープン Wi-Fi は。WPA / WPA2、IEEE802.1x EAP などのセキュリティオプションが有効な Wi-Fi スポットに比べて情報の漏れるリスクが高いので、Hotspot Shield や Opera Free VPN などの VPN アプリの利用をおすすめします。
オープンな Wi-Fi は、サービス加入者じゃなくも簡単にアクセスできることが問題です。悪意を持つ人とがパケットキャプチャソフト等を用いてモニタリングすると様々なアクセス情報がわかってしまいます。これはパスワード保護されたアクセスポイントの場合でも可能なのでオープンな Wi-Fi に限ったことではありませんがが、比較的リスクが高いので注意すべきことかと思います。例えば、次の画像ではある端末が成人向けサイトにアクセスしていることがわかります。アクセスした WEB サイトや通信内容によってはアカウント情報などのもっと価値の高い情報が出てくるかもしれません。
VPN アプリを利用すると、通信内容が暗号化されるだけではなく、端末とインターネット間の通信がすべて特定の VPN サーバ経由で行われるので、多少インターネットの速度は下がりますが、WEB サーバやメールサーバなどのアクセス先を知られることもありません。これはパスワード保護されたアクセスポイントを使用する場合でも同じだと言えます。
追記:読者さんからの指摘。VPN サービスを提供している企業は容易に暗号化された通信データを解読できるため、企業側の体制やモラルによっては情報が流出する可能性があります。そのため、VPN サービス選びも慎重に行うべきです。
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