IPサイマルラジオ「radiko.jp」って、HT-03Aをルータ化しちゃえば全国どこからでも視聴できる?
3月15日から、関東と関西のラジオ民放が、地上波とネットで同一内容の番組を同時に放送する「IPサイマルラジオ」の試験配信が開始されます。「radiko.jp」と言うWEBサイトにPCのWEBブラウザ(Flash必須)を利用してアクセスすることで、ユーザ登録なしに視聴することが出来るそうです。
ネットで実際のラジオ番組、特に関東キー局の番組が聴ける、と言うことに全国のラジオファンは一瞬両手を挙げて喜んだと思います。しかし、今回行われる試験配信では、PCのアクセス元IPアドレスによって視聴できる地域と出来ない地域に分けられ、当面は関東(東京、千葉、神奈川、埼玉)、関西(大阪、京都、奈良、兵庫)からのアクセスであれば視聴できるそうです。
そういう制限を知ってド素人ながらもこう考えてしまいました。
それは、HT-03Aをルータ化してしまえば全国どこからでも視聴できるんじゃない?
って。
docomoの3G回線内でHT-03Aを利用して「確認君」へアクセスすると、どうも横浜っぽいアクセス元であると言うことが表示されます。
このプロバイダ名のところの「yokohama.mopera.net」と言うのを見て安易に「あ、横浜のどこかからアクセスしているように見えているんだな」と判断したからです。
しかし、実は「プロバイダ名」と言うのはホスト名のことで、ホスト名に「yokohama」だと含まれているから横浜からアクセスしていると言うわけではありません。ただ、そういう名前なだけです。横浜からアクセスしていると言うことは分からないのです。
じゃあ、実際にはどこからアクセスしているの?と疑問に思いますが、そういう時は接続しているIPアドレスがどの会社に割当てられているのかということを調べれば良いだろうと思います。
それで表示されたIPアドレスの割当て情報を調べてみると、今回調べたIPアドレスの場合は東京に割当てられているものだと分かりました。横浜ではないようです。なので、今回のIPサイマルラジオについては、HT-03Aをルータ化して、3G回線経由でradiko.jpにアクセスすれば全国docomoの3G回線がつながる範囲だったら視聴できるのではないか思っています。
ただ、実際にこのIPサイマルラジオにおいて、接続元IPからどういう形で地域を判断するのかが分からないことと、そもそもdocomoの3G回線で割当てられるIPアドレスって本当に東京のものなの?っていう部分が不勉強なので確証が持てません。まあ、実際に3月15日に試験配信が開始されますのでそのときのお楽しみってところですかね。
3月15日更新
HT-03Aをテザリングしてモデム化すれば、配信地域外からでもネットラジオが視聴できました。
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