Samsung、Android 13ベースのOne UI 5をGalaxy Z Flip 5GやGalaxy Z Fold 2等にも配信開始
Samsung が過去に発売された Galaxy スマートフォンの海外モデルに対して続々と One UI 5 へのアップデートの提供を開始しました。
Galaxy デバイス向けのカスタム UI である One UI 5 は Android 13 をベース OS に採用しており、既存の One UI からユーザーインタフェースのデザインから個々のアプリに至るまで、様々な部分が改良されています。
最新の One UI 5 は数週間前より、Galaxy Tab S7 FE、Galaxy A71、Galaxy F62、Galaxy Note 10 Lite 等の一部のミッドレンジモデル対して配信され始めましたが、現在は Galaxy Z Flip、Galaxy Z Fold 2、Galaxy A72、Galaxy Z Flip 5G に提供されており、対応デバイスが拡大されています。
One UI 5 の主な変更点は次の通りです。
ロック画面を長押しするだけで、ロック画面の壁紙や時計デザイン、通知設定を変更できるようになりました。
撮影した動画をトリミングしてロック画面の壁紙に設定できるようになりました。
壁紙の設定画面がリニューアルしました。
連絡先毎に個別の背景を設定できるようになり、背景の色やデザインで電話をかけてきた人物を判別できるようになりました。
Discover のデザインレイアウトが簡素化され、ルーティンを見つけやすくなりました。
スリープモードの導入。設定した時刻になると画面の明るさやサウンドモードの設定を自動で変更する。
アクティビティモードの導入。運動、勉強、仕事などシチュエーションに合わせた端末設定への変更を自動化する。
実行中のルーティンが「ルーティン」画面に表示されるようになり、現在何が実行されているのかを簡単に把握できるようになりました。
機内モードや Wi-Fi スポットへの接続時に自動でルーティンを実行します。
ホーム画面に同一サイズのウィジェットを積み重ねて配置することが可能になりました。
新ウィジェット「スマート提案ウィジェット」が追加。状況に応じて必要になるアプリをおすすめします。
2 本指でアプリ上を下から上にスワイプするとアプリを全画面表示から分割画面表示へと簡単に切り替えられます。
全画面表示中のアプリの四隅を一本指で中央にスワイプするだけでアプリを全画面表示からポップアップ表示へと切り替えられます。
端末全体に新しいアニメーションやトランジション効果が追加され、従来よりもタップやスワイプ等の端末操作時のレスポンスが体感的に向上しました。
クイック パネルやホーム画面、One UI 全体の背景ぼかし効果が改善され、視覚的にユーザーインタフェースの一貫性が向上しました。
アプリアイコンの文字や記号が大きく表示されるようになり、それを目で見て認識しやすくなりました。
カメラアプリでヒストグラムを使用することが可能になり、カメラの露出調整がしやすくなりました。
片手で一回スワイプするとズームイン・ズームアウトできるようになりました。
写真に透かし(撮影日時やカスタム情報)を追加できるようになりました。
カメラアプリの「フードモード」で望遠レンズを使用できるようになり、被写体をさらにクローズアップして撮影できるようになりました。
カメラの「ポートレートモード」で撮影した写真のぼかしや等の効果がトリミング後も保持されるようになり、編集後でも効果の変更や調整が可能になりました。
One UI 5 の全容は次のリンク先で確認できます。
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