Samsung、Android 14（One UI６）で利用可能になるGalaxy向けの新しいカメラ機能を発表
Samsung は 10 月 30 日、Galaxy 向けの Android 14 アップデート（One UI 6）で利用可能になる新しいカメラ・編集機能を公開しました。
以下は One UI 6 の主にカメラ周りの新機能にしか過ぎず、他にもこちらの記事で紹介しているような数多くの新機能にも対応します。
また、現時点でOne UI 6 の対象機種は、Galaxy S23 シリーズ、Galaxy S22 シリーズ、Galaxy Z Flip / Fold 5 シリーズ、Galaxy Z Flip / Fold 4 シリーズ、Galaxy Z Flip / Fold 3 シリーズ、Galaxy A54 / A53 となっています。
Galaxy Enhance-X
Enhance-X は Samsung 純正の AI 高画質化アプリで、One UI 6 にアップグレードしたスマホやタブレットは次のような新機能を利用できるようになります。
● Sky Guide : AI が星景写真を分析して天体、星座、銀河、星雲、銀河団の名称を表示します。天文学の学習に便利な機能です。
● Clear Lens : AI が写真中の指紋によるぼやけを検出して自動修正する機能です。
● スローモーション : 通常フレームレートの動画にフレームを補完してスローモーション動画に編集する機能です。
● モーションフロー : 動画のシーンを検出して長時間露光効果を適用する機能。例えば交通量の多い交差点の場合には光跡効果が加えられます。
● シングルテイク : カメラアプリの機能が Enhance-X アプリ内でも利用可能になります。つまり、撮影後でもシングルテイクショットを作成できるということです。
AI クリップング
写真中のオブジェクトを切り抜きステッカーとして保存したり、切り抜いたオブジェクトをクリップボードにコピーして別のアプリでの編集時に貼り付けることができます。
ドキュメントのスキャン機能が強化
Galaxy カメラのシーンオプティマイザーが OFF の状態でもカメラを書類や名刺などの紙媒体にかざすと AI が新しいスキャン編集画面をポップアップ表示してデジタル化をサポートします。スキャン編集画面では文書データの回転・保存・位置合わせ、映り込んだ手や指の除去も可能です。
高解像度撮影用のクイック変更ボタン
写真モードとプロモードの場合に画面上部に高解像度ボタンが表示されるようになり、一回のタップで通常解像度 ↔ 高解像度を切り替えることができます。
カスタムカメラウィジェット
ホーム画面からお気に入りの撮影モードを直接起動できるウィジェットです。ウィジェットの中身はカスタマイズできます。
フォトエディターを刷新
ギャラリーアプリに「ツール」メニューが追加され、よく利用する機能を簡単に呼び出すことができ、また、変形メニューには傾きと遠近法を統合した新しい変形ツールが追加され、一つのツールを操作するだけで変形を細かく調整できます。
新しい元に戻す、やり直しボタン
編集をキャンセルする元に戻すボタンが改良され、新しくやり直すボタンが追加されました。
Source : Samsung
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