AndroidをSSHサーバ化(root権必須)、SFTPも可能にしてくれる「QuickSSHD」
AndroidにSSHクライアントを入れて、サーバにSSH接続すると言うのは比較的簡単なのですが、AndroidをSSHサーバにしてネットワーク経由でAndroidのコンソールにログインする方法はあまり紹介されていません。
しかし、HT-03A、Nexus Oneのroot権を奪取し、「Dropbear」と言うSSHデーモンも一緒に同梱されているCyanogenカスタムROMを導入することで、設定はやや面倒ですがAndriodにSSH接続してログインできていました。
そして、今回紹介する「QuickSSHD」と言う有料アプリを使えば、CyanogeModを導入するだけでAndroidへSSH接続することが出来ます。TeraTermやPuttyなどのSSHクライアントソフトを使ってAndroidへログインできると言うわけです。ちなみにアプリのお値段は$0.99です。
アプリを起動後、「Password Authentication」か「Shared Key Authentication」のどちらかにチェックを入れておく必要があります。前者だとそのパスワードも入力しておく必要があります。
後は、ポート番号を指定して(デフォルトのままでもOK)「Stopped」をタップすれば準備完了です。
あとはTeraTermやPuTTYなどのSSHクライアントからいつもどおりログインします。ログインユーザ名は「root」、パスワードは先ほどしていしたパスワードを使います。
これだとbashのタブ補完が使えるのでコマンドを打つ際にかなり楽になりました。
あとは、WinSCPなどSFTP(SecureFTP)クライアントを使えば、Androidに対してセキュアにファイルを転送することが出来ます。が、果たしてそれは必要か?
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