ソニー・エリクソン、「Xperia X8」と「Yendo”Walkman Phone”」を発表
本日ソニー・エリクソンはXperia X10とXperia X10 miniの中間サイズの新しいAndroidスマートフォン「Xperia X8」と、Android搭載”Walkman Phone”として発表が期待されたがそうではなかった「Yendo」をそれぞれシンガポールで開催中のCommunicAsia 2010で発表したそうです。
Xperia X8
スペックは、
- 筐体サイズ:99 x 54 x 15 mm、104g
- ディスプレイ:3インチ、320 x 480(HVGA)静電容量タッチスクリーン
- CPU:600MHz
- メモリ:RAM 不明、ROM 128MB、2GBマイクロSD付き
- OS:Android1.6+UXP(ソニエリ独自UI、Xperia X19 miniと同じUIっぽい)
- カメラ:320万画素、オートフォーカス、フラッシュは無し
- ネットワーク:GSM GPRS/EDGE 850/900/1800/1900, UMTS HSPA 900/2100 and UMTS HSPA 800/850/1900/2100
- バッテリー:1,200mAh
販売時期は2010年Q3、販売価格:約$319=約29,000円、カラーはWhite、Dark Blue/ White、 Aqua Blue/ White、Pink/ White,、Silver/ White。
ソニエリ独自のTimescapeは搭載されているものの、Mediascapeは搭載されておらず、プリインストールされているアプリなどを含めて考えてみてもXperia X10 miniとほぼ同じ。Xperia X10 miniをちょっと大きくした感じですね。
Yendo(Walkman Phone)
スペックは、
- 筐体サイズ:93.5 x 52 x 15.8 mm、81g
- ディスプレイ:2.6インチ、320×240(QVGA)
- CPU:ARM946、156MHz
- メモリ:5MB
- カメラ:200万画素、フラッシュ無し、4倍デジタルズーム
- 通信:GSM GPRS/EDGE Rx 850/1900 and GSM GPRS/EDGE Rx 900/1800
- OS:ソニエリ独自+UXP、Androidではない(らしい)
販売時期は2010年Q3、販売価格は約$121=約11,000円、カラーはBlack、Blue、Green、Orange、Pink、Purple、Red、Silver、White and Yellow。
OSはソニエリ独自+UXP搭載ということでどうやらAndroidでは無いようです。もしそうだとしたら誤報すみませんでした。また対応ネットワークもGSM、GPRSのみで3Gには対応していません。Bluetoothは搭載されていますがWi-Fiは未搭載。
プリインストールアプリを見ると、MediascapeやTimescapeをはじめ、Xperia X10 miniにあったようなアプリは一部を除いてほとんど入っていません。その代わり「Walkman Player」や「Sound Player」、Twitter、Orkut、Facebookクライアントっぽいアプリが同梱されています。
まあ、電話やインターネット、ソーシャルメディアも一通り使える「Walkman」と言った感じのもので、ちょっとがっかり感も否めないのですが1万円程度と言う低価格なところが良いのではないでしょうか。
Sony Ericsson Product Blog
SlashGear
更新1:Xperia X8のOSですが、始めはAndroid1.6でリリースされるものの、数週間後またはソニエリがAndroid2.1を発表したタイミングでのアップデートなども検討されているそうです。
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