MHL 3.0の仕様が発表、4K動画の出力やタッチスクリーンなどの入力デバイス、復数ディスプレイの同時出力などをサポート
スマートフォンやタブレットでの採用が多く見られる映像伝送のインターフェース規格「MHL(Mobile High-definition Link)」の次世代バージョン「MHL 3.0」の仕様が8月20日にMHLコンソーシアムによって発表されました。
MHL 3.0では、リンク帯域幅が前回の仕様に比べて2倍向上したことにより、最大4K(2160p30)解像度で映像を出力できるようになり、色域も向上したことで、映像がより鮮明に表示されるようになるとされています。また、双方向チャンネルをサポートしたことで、最大4Kの映像出力と同時にストレージやタッチスクリーン、キーボード、マウスなどの外部機器からの入力に対応。このほか、オーディオ機能の拡張、復数のディスプレイへの同時出力や最新のコンテンツ保護機能のサポートがMHL3.0の目玉となっています。
- 最大4K(Ultra HD)2160p30fpsの映像出力をサポート
- データチャネルの同時利用に対応
- Remote Control Protocol(RCP)で、タッチスクリーン、キーボード、マウス入力をサポート
- 最大10Wの給電
- MHL1.xとMHL2,xノ後方互換をサポート
- コンテンツ保護プロトコル「HDCP 2.2」をサポート
- Dolby TrueHDとDTS-HDの7.1chサラウンドをサポート
- 復数ディススプレイの同時出力をサポート
Source : MHLコンソーシアム
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