LG G3(LG-D855)の開封の儀&ファーストインプレッション

投稿日時 7月 10th, 2014 by juggly 投稿カテゴリ » Androidニュース, ピックアップ記事, ブログ
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海外で6月末に発売されたLGの最新フラッグシップスマートフォン「LG G3(LG-D855)」を入手したので早速開封の儀を執り行います。久しぶりの端末レポートです。

LG G3は5.5インチ2,560×1,440ピクセルという超高精細なIPS液晶ディスプレイを搭載したAndroidスマートフォンです。約1年前に発売された5.2インチフルHDの「LG G2」の後継にあたる機種で、LG G2と同じく背面ボタンと超絶ラウンドフォルムを採用したボディ、他社の最新フラッグシップと同レベルのハイスペックな内部仕様、レーザーでオートフォーカスをサポートする独特のカメラ機能などが特徴となっています。

今回入手したのはLTEに対応したオープンモデル「LG-D855」です。英Cloveから調達しました。(日本に輸入したのでVATは無し)価格は£410(約71,200円)と少し涙目になる価格です。“2Kディスプレイ”に惹かれ、涙を拭きながらポチッとしました。

ストレージ容量が16GBなので、RAM容量は2GBです。32GBモデルは3GB RAMです。ストレージ容量でRAM容量も変わるのはけっこう珍いので、購入される方はご注意ください。どうせなら3GB RAMの方がいいかもしれません。

では開封していきます。LG G2から製品箱の仕様が変わりました。端末画像は描かれておらず、バックカバーにもみられるヘアライン処理を施した、シンプルながらも高級感のある外観です(どうでもいいことですけど)。

参考までにラベル写真を添付します。対応周波数が分かるはずです。NTTドコモのXi契約のSIMカードだと、WCDMA/LTEには接続できました。



同梱品は、LG G3本体、3,000mAhバッテリー、Micro USBケーブル、USB変換アダプタ、インイヤータイプのヘッドセット(Quad Beat 2)、取説などの書類です。スペシャルなものは何もありません。



LG G3はフラッグシップモデルなのですが、他社のフラッグシップよりも大きい5.5インチディスプレイを採用しています。このサイズを見たり聞いたりすると、片手での操作性を心配される方が多いと思うのですが、背面のラウンドフォルムがグリップ性を高めており、フィットが良くて思ったよりもコンパクトに感じました。そのため、私の手のサイズだと、“思ったより操作しやすいな”ということが感想です(片手操作性が5インチスマートフォンの方が良いことは間違いありませんが・・・)。



バックカバーは取り外し可能になりました。素材は金属素材ではなくプラスチックを多用したもので、厚手なのだからでしょうけど、けっこう硬く(Galaxyのようにペラペラしていない)、装着時は一体型モデルのような感触です。表面にはヘアライン処理が施されています。このモデルは“メタリックブラック”というカラーなのですが、グレーに近い色合いです。



取り外すとこんな感じ。内部にはMicro SIMスロットとMicro SDカードスロット(最大128GBサポート)があります。3,000mAhのバッテリーは取り外し可能です。LG G3は標準でQiワイヤレス充電に対応しています。なので、専用のバックカバーを別途調達し、付け替える必要はありません。



LG G3は背面にボリュームボタンと電源ボタンがあります。ボタンがより独立した形状になったので、LG G2から操作ミスが減りました。



側面にボタンがないおかげで、端っこまでシャープなフォルムを実現しています。この構造が超絶ラウンドフォルムを生み出しているのでしょう。大画面ながらも手にフィットしています。下部にはMicro USB端子(Slimport対応、Quick Carge 2.0対応)、ヘッドホンジャック、マイクがあります。



上部にはQリモート用の赤外線センサーがあります。



LG G3のディスプレイ解像度は“クアッドHD(WQHDのこと)”の解像度です。画素密度は538ppiにもなります。仕様的にはフルHDよりも精細になったのですが、現段階では、“動物の毛なみが少し鮮明になったなぁ”、“アイコンやフォントが少しくっきりしたなぁ”と感じる程度。普段使う場合はフルHDから劇的に綺麗になったとは感じないでしょう(テストが不十分なところもありますが・・・)。左はLG G3(2K)、右はLG G2(フルHD)。





LG G3の中身を紹介していきます。LG G3はAndroid 4.4.2(KitKat)をベースにしたファームウェアを搭載して出荷されています。UIはLG G2から世代代わりしたほど変化しており、システムアプリやLG製アプリではAndroid “L”の“Material Design”のようなカラフルでフラットな外観に変わっています。



ホーム画面の作りや操作性はLG G2からさほど変化してないのですが、ボタンやアイコンなどがフラットデザインに変わり、シンプルな外観になりました。通知パネル上のスイッチアイコンも変化しています。



設定メニューです。Android “L”のようにアクションバーとステータスバーのカラーリングが統一されました。表示方法はタブと標準のスクロール型を切り替え可能です。



アプリ起動履歴画面はHTC One(M8)のようなタイル形式です。この画面から2つのアプリを1画面に表示する「デュアルウィンドウ」を起動できます。Galaxyデバイスの「マルチウィンドウ」みたいな機能です。





音楽アプリもAndroid “L”デザイン。もちろん、ハイレゾ音源の再生にも対応しています。



電話アプリもAndroid “L”デザインです。



ギャラリーも。



LGのハイエンドモデルはタッチボタンをカスタマイズできます。LG G3ではメニューボタンがアプリ起動履歴に変わり、AOSPと同じ仕様になりました。



もちろん日本語にも対応しています。しかし、キーボードはQWERTYキーのローマ字入力にしか対応していません。LG G3も4分割された画面を決めた通りにタップするだけでロックを解除できる「ノックコード」機能を搭載。セットアップ時に有効にできます。



ホーム画面です。画面上にはGoogle Nowのような情報をタイムリーに表示する「スマートNoti」が表示されています。



新機能の「LGフィットネス」は端末のセンサーを利用して歩数や移動距離、消費カロリー、移動経路を記録します。LG製のリストバンド型活動量計で取得したデータも閲覧可能です。Samsung端末の「S Health」のようなものです。



プリインストールアプリ一覧。Googleアプリはフォルダにまとめられています。



LG G3のカメラ機能を紹介します。カメラモジュールは背面に1,300万画素と前面に210万画素を搭載。



背面のフラッシュはデュアルLEDです。また、左側には低出力のレーザーを発射してAF性能を高める部品もあります。レーザーAFでは、被写体までの距離を高速に計測することでAF性能が向上するほか、暗い場所でもAFがまともに機能すると言われています。

実際に撮影してみたところ、他社のハイエンドモデルよりもワンテンポ速い感じで撮影されているようでした。夜間時は近く(2~3mまで)の被写体なら昼間並みに、とは言えませんが、AFの成功率は高いです。

また、光学手ブレ補正と電子式手ブレ補正を組み合わせた「OIS+」も導入されており、通常の光学手ブレ補正に比べてさらに20%ほどブレを軽減できると言われています。

カメラインタフェースも刷新されました。メニューが左側に縦に並び、基本的にはシーンモードと各種オプションの2つのアイコンで設定を変更していくシンプルな内容に変わり、操作性が良くなりました。また、LG G3ではタッチ撮影もサポートされており、画面左上のボタンをタップするだけで通常のボタン撮影とタッチ撮影を切り替えられます。







LG G3は4K動画(3,840×2,160ピクセル)の撮影や120fpsのスローモーション動画撮影、前後のカメラの画像を合成する「デュアルモード」なども搭載しています。

LG G3の新機能「マジックフォーカス」。これはピントを後からでもあて直せるというものです。タッチでフォーカス位置を変更することや画像全体にフォーカスをあてる処理も可能です。しかし、新しい撮影モードとして組み込まれており、利用する場合はノーマルモードや自動モードから切り替える必要があります。



通信機能の面では、Wi-Fi a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz帯)、Bluetooth v4.0(apt-x対応)、DLNA、NFC、Miracast、2G/3G/LTEに対応しています。LTEはデフォルトでは無効なので、こちらの記事をご覧になって有効にしてください。

LG G3のパフォーマンスについて。冒頭で述べた通り、LG G3は最近のフラッグシップモデルと同レベルのハードウェア仕様です。ハイエンドモデルで多く採用されているSnapdragon 801 MSM8074AC 2.5GHzクアッドコアプロセッサを搭載しています。RAM容量は2GB(LPDDR3)です。SNSアプリヤブラウザなどのよく使うアプリでの性能は大変満足できるのですが、UIの描画で時々“もたつき”を感じます。それは他の機種よりも顕著で、ディスプレイ解像度がWQHDと、フルHD端末に比べて高く、GPU・GPU・RAM速度がこの解像度に追いついていないのでは?と疑ってしまいます。

次のベンチマークテストでもスコアの低さを確認できます。



バッテリーについて。LG G3のバッテリー容量は3,000mAhです。5.5インチスマートフォンにしては平均以下と言えます。しかし、5時間の屋外行動を含む利用だと、100%→42%になるまで約9時間55分。画面に表示されている残り推定時間は5時間37分なので、ほぼ丸1日は持つとことになります。体感的には使わない場合はそうであっても、常に操作しているとそうはいかないかなと。この点はどの機種にも言えることですが・・・。一つだけ言えるのはLG G2よりもバッテリーの持ちは悪いことです。

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