iFixitでMoto 360が分解される、修理するのは難しいらしい。バッテリー容量は300mAhとプリントされているけど、それは最小容量で詐称ではない
最近米国で発売された Motorola の Android Wear スマートウォッチ「Moto 360」が早くも iFixit で分解されました。公開された分解レポートには、Moto 360 のバラし方や各パーツの説明が画像付きで説明されているので、自力で部品を交換したいという方や内部を確認したいという方にとっては必見の記事です。
同社による Moto 360 の修理のしやすさを示すスコアは 10 段階中 3 と、かなり低い評価でした。同社は、バンドの交換は容易だとしているものの、内部に敷かれた防水シールを除去することなく分解するのは非常に困難だとして、修理のしやすさの観点でこのような低い評価を付けました。
今回の分解レポートで、Moto 360 に搭載されているプロセッサが TI 製の「X3630ACBP(OMAP3630)」であることが判明しました。また、内蔵されているバッテリーも筐体に合わせて円型形状を採用しているのですが、その容量がスペックシートに記載されている「320mAh」よりも少ない「300mAh」であることが判明し、一部からは仕様を詐称したと避難されています。
Motorola はバッテリー容量のことについて声明を出しており、それによると、表示されている数値はバッテリーではよく目にする最小容量のことで、詐称しているわけではないとのことです。
Moto 360の標準的なバッテリー容量が 320mAh であり、最小値は 300mAh です。モバイル業界では、最小値と標準的な容量の両方をバッテリーにプリントしている製品や、標準容量を公式容量としてプリントしている製品もあります。当社の Moto X や Moto E、Moto G には両方の容量をプリントしているのですが、Moto 360 ではそれができませんでした。こういったことはユーザーに誤解を与えることにもなるので、今後はできる限り両方の容量をプリントするよう努めます。
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