Android Lの正式版では「端末の暗号化」がデフォルト有効に
Android の次期バージョン「Android L」では「端末の暗号化」オプションがデフォルト有効になっていると、ワシントンポストが Google へのインタビューで明らかになったと報じました。
Android の「端末の暗号化」は、2011 年より提供されているセキュリティ機能で、これまではデフォルト無効であり、利用するには設定メニューで切り替える必要がありました。それがデフォルト有効になるので、Android L で発売された機種の場合は開封時には暗号化済み、また、OS のバージョンアッププロセスでも自動的に暗号化処理が行われるそうです。
今回の方針変更について Google の広報担当者 Niki Christoff 氏は、「当社は3年以上にわたってAndroidの暗号化機能を提供してきました。鍵はデバイス内に格納されないので、端末のデータが法的機関と共有されることはありません。」と語ったそうです。同氏はまた、「暗号化は次期Androidリリースでは開封時に有効になってますので手動でONにする必要もありません。」とも語ったそうです。
この機能をデフォルト有効にしたのはセキュリティを向上させる以外にも、NSA によるデータ収集をはじめとした国家機関によるスパイを防止するためでもあるようです。
Source : ワシントンポスト
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