Android 6.0 Marshmallowの「アプリの設定」ではApp PermissionやApp Linkingなどのアプリ設定を一元管理できる
Android 6.0 Marshmallow でシステムアプリ・ダウンロードアプリのあれこれを変更できる「アプリ」セクションがより機能的になりました。
Lollipop までの「アプリ」セクションでは、アプリの一覧を表示するだけに留まっていたのですが、Marshmallow では、画面右上のギアアイコンをタップすると権限や規定アプリなどを管理できる「アプリの設定」が現れるようになっています。
「アプリの権限」は Marshmallow で追加された App Permissions の設定画面です。アプリの権限はアプリ個別のページでも確認・変更できますが、このメニューでは、アプリが使用する権限をタイプ別に表示します。例えば、SMS 機能を利用するアプリが一覧表示されたりと、機能別に権限を確認したり、変更できるということです。
「アプリリンク」は Marshmallow で追加された「App Linking」機能の管理画面です。App Linking はインテントシステムにおいて、ドメインとアプリを連携させる機能のことで、リンクのタップで起動するアプリをドメイン名で指定できます。例えば、YouTube の場合、youtu.be や、m.youtube.como を YouTube の公式アプリで開くように設定できます。
「他のアプリの上に重ねて表示」は、アプリの UI を他のアプリの上に描画する、いわゆるオーバーレイを許可 / 拒否するメニューです。無効にするとアプリのオーバーレイ時にエラーになるなど機能しなくなります。
「システム設定の変更」は、端末の各種設定を変更できるかどうかを制御する設定項目です。基本的には全て「可」に設定されていますが、それを拒否に切り替えるとシステムの設定を変更できなくなります。
「電池の最適化」は、Marshmallow の節電機能「Doze」を適用するアプリを指定する項目です。デフォルトでは、「Google Play開発者サービス」以外のアプリには適用されています。Doze は非アクティブの状態になると最小限の機能を除いてスリープ状態を維持することでバッテリーの消費を抑制します。
Source : Android Developers
更新:一部の項目の説明を訂正しました。ももんがさん、ご指摘ありがとうございます!
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