MWC 2016 : Samsung、新フラッグシップ「Galaxy S7」「Galaxy S7 edge」を発表、3月中旬より発売
Samsung は 2 月 21 日(現地時間)、MWC 2016 イベントの開幕に先立ち行ったプレスカンファレンスにおいて、同社の新しいフラッグシップスマートフォン「Galaxy S7」と「Galaxy S7 edge」を発表しました。どちらも 3 月中旬より発売されます。
Galaxy S7 / S7 edge は Samsung のフラッグシップモデル「Galaxy S」の第 7 世代モデルとなる機種で、今作もディスプレイ仕様によって、5.1 インチフラットパネルの「Galaxy S7」と 5.5 インチエッジスクリーンの「Galaxy S7 edge」で展開されます。OS は Android 6.0 Marshmallow で、スリープ中にも時刻やカレンダーなどを常時表示する「Always On」機能などに対応しました。
デザイン周りが前作(Galaxy S6 / S6 edge)からほとんど変化していませんが、Samsung はプレスカンファレンスの中で、よりコンパクトでスリムに、フレームをより滑らかにして、Galaxy S6 からデザインを進化させた述べていました。
筐体サイズと質量は、Galaxy S7 が 142.4 x 69.6 x 7.9mm / 152g(S6 は 143.4 x 70.5 x 6.8mm / 138g)、Galaxy S7 edge が 150.9 x 72.6 x 7.7mm / 157g(S6 edge は 142.1 x 70.1 x 7.0mm / 132g)。Galaxy S7 edge の方がディスプレイサイズが拡大しているので比較できませんが、Galaxy S7 の方はコンパクトです。
外装周りの変更としては、前後共にガラスパネルのエッジ部分をカーブさせて丸みを持たせた点、カメラの突き出しを抑えた点が特出すべきところです。差はそれほどでもありません。
しかし、Galaxy S7 / S7 edge では、キャップレスで IP68 の防水・防塵に対応し、Micro SD カードが復活しました。バッテリー容量は 3,000mAh(S7)/ 3,600mAh(S7 edge)と増えています。このほか、本体の前面には指紋リーダー付きのホームボタンを搭載しています。
次に挙げるのはカメラの進化です。Galaxy S7 の最大の進化がカメラになると思われます。リアカメラは 1,200 万画素に下がりましたが、デュアルピクセル仕様のイメージセンサーを採用して、低光時と暗所での明るさ、画質、フォーカス速度を改善しています。それは(Samsung 基準で)iPhone 6s Plus と比較して優れているとアピールしているほどです。また、レンズも開放 F 値 1.7 のものを前後に採用しているので、明るさにはかなり期待できます。フロントカメラは 500 万画素です。
このほか、プロセッサには Exynos 8890 と Snapdragon 820(マーケットによって異なる)を採用し、Galaxy S6 から処理性能とグラフィックス性能を大幅に改善しています。さらに、最近発表された Vulkan API にこの時点で対応しています。
ディスプレイモジュールは Super AMOLED で、解像度はどちらも 2,560 × 1,440 ピクセル(WQHD)を維持しています。このほか、4GB LPDDR4 RAM、32GB / 64GB ROM(128GB は未発表)、Micro SD(最大 200GB)、LED ベースの心拍センサーを搭載し、Wi-Fi a/b/g/n/ac(2X2 MIMO)、Bluetooth v4.2、NFC、Wi-Fi Direct、ダウンロードブースター(ハイブリッドダウンロード)、DLNA、LTE-Advanced(Category 9)、ワイヤレス充電(Qi と PMA)、急速充電、MST(Samsung Pay 用)、に対応しています。USB コネクタは Micro USB です(USB 2.0)。
Source : Samsung
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