Huawei、iPhone X似の2018年フラッグシップ「Huawei P20」「Huawei P20 Pro」を発表
Huawei は 3 月 27 日、フランスのパリで 2018 年のフラッグシップスマホ「Huawei P20」と「Huawei P20 Pro」を発表しました。
一年ぶりにリニューアルされた P シリーズの最新モデル「P20」「P20 Pro」では、筐体デザインを素材から一新しており、新しいライカデュアルカメラを装備するなど、主要な部分は前作 P10 から大きく変わっており、まるっきり別物のような印象です。
まずお伝えするのはガラスパネルで作られたカーブデザインの筐体です。見た目がエレガントなだけでなく、強化ガラスパネルを用いているので耐久性に優れており、カーブした部分は良いグリップ感を提供するよう精密に設計されていると言われています。非常に持ちやすそうなフォルムです。カラバリも一般的なブラックやシャンパンゴールドに加えて、トゥワイライト、ピンクゴールド、ミッドナイトブルーも用意されており計 5 色で展開されます。
フロントはまるで iPhone X のような外観で、ディスプレイはフルスクリーンタイプの FullView ディスプレイに変わりました。ディスプレイのサイズは 5.8 インチ(2,244 x 1,080 ピクセル、LCD)なので 全体の大きさも iPhone X に近いと思われます。上部の切り込みの部分には、フロントカメラ、各種センサー、受話スピーカーがまとめて搭載されています。また、P20 シリーズではナビゲーションバーを基本としないシステム設計を採用しており、画面をフルに利用することができます。
しかも P20 の新しい FullView ディスプレイは RGBW の画素配列を採用しているので、ホワイトマジックディスプレイのように、屋外では従来よりも明るく室内や暗い場所ではより低い電力で画面を表示させることが可能となっており、節電効果も提供します。他にもディスプレイ内蔵型指紋リーダーを採用したので、背面や側面に別途指紋リーダーを付けずに指紋認証が可能になっています。
P20 はフルスクリーンデザインなので筐体は P10 よりもコンパクトです。そのサイズは 149.1mm x 70.8mm x 7.65mm / 165g とほぼ 5 インチ端末並みを実現しています。
P20 のリアカメラは新世代のライカデュアルカメラとなり、メイン側には 1.55μm という大きな画素サイズのイメージセンサーが使用されています。画素サイズの拡大によって前作よりも受光量が増え、画質やフォーカス性能の向上に繋がります。
機能面でも 960fps のスーパースローモーション撮影に対応し、AI がシチュエーションに合わせて適切な画像補正を行う新しいタイプのデジタルスタビライズ機能が導入されました。つまりどんな状況でも手ブレやブラーを精度よく軽減するということです。
リアカメラの構成は P9 シリーズと変わらず RGB + モノクロのダブルレンズ仕様です。P20 では 1,200 万画素(F1.8)+ 2,000 万画素(F1.6)を採用しています。
P20 のフロントカメラは 2,400 万画素と解像度が大幅に向上しただけではなく、新たに導入された「3D フェイスモデリング技術」がユーザーの顔を 3D モデル化します。これによって実現した「3D ポートレートライティング機能」では、リアルに近いユーザーの顔に光が照射されたポートレート写真を簡単に撮影することができます。
P20 は Android 8.1 Oreo や AI チップを内蔵した Kirin 970 オクタコアプロセッサ、4GB RAM + 128GB ROM、3,400mAh バッテリー、USB Type-C 等を搭載しています。
Huawei P20 Pro は P20 の大型で上位のモデルで、6.1 インチの OLED パネルを採用しています。解像度は P20 と同じです。しかし RAM は 6GB に、バッテリー容量についても 4,000mAh に増えています。
どちらも シングル SIM 版とデュアル VoLTE に対応したデュアル SIM 版が存在しています。
Source : Huawei
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