MWC 2017 : Huawei、EMUI 5.1を搭載した新フラッグシップ「Huawei P10」「Huawei P10 Plus」を発表

投稿日時 2月 27th, 2017 by juggly 投稿カテゴリ » Androidニュース
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Huawei は 2 月 26 日、スペイン・バルセロナで開催された MWC 2017 のプレスカンファレンスで 2017 年のフラッグシップスマートフォンとなる「Huawei P10」と「Huawei P10 Plus」を正式に発表しました。

Huawei P10 は、昨年ライカとのコラボで誕生したダブルレンズカメラスマートフォン「Huawei P9」「Huawei P10 Plus」の後継モデルで、Huawei P10 は 5.1 インチ 1,920 x 1,080 ピクセルのディスプレイ、Huawei P10 Plus は 5.5 インチ 2,560 x 1,440 ピクセルのディスプレイを搭載しています。

Huawei P シリーズの象徴的なダブルレンズカメラは Huawei P10 シリーズで「Leica Dual Camera 2.0 Pro Edition」に刷新されました。Mate 9 のように 1,200 万画素 RGB + 2,000 万画素モノクロのイメージセンサーを採用し、レンズを F/1.8 レンズに強化しており、光学手ブレ補正、4 in 1 AF、2 倍の Hybrid Zoom に対応しています。

Huawei は新たに GoPro との戦略的なパートナーシップの締結を発表し、コラボレーションの一環として、Huawei P10 シリーズのギャラリーアプリにハイライトムービーの作成機能を追加しました。。

フロントカメラはかなり強化しており、Huawei スマートフォンで初めてライカブランドのカメラを採用しています。イメージセンサーは 800 万画素ですが、従来比 2 倍の受光量とされており、レンズについても F1.9 の明るいものを採用しています。

筐体デザインは Huawei P9 シリーズを継承した外観ですが、全体をより丸みを帯びたデザインに変更しており、防水にも対応させています。ちなみに、一部では「iPhone っぽくなったね」と揶揄されています。

Huawei は Huawei P10 シリーズでカラーリングとボディの仕上げにも拘っており、Pantone とのコラボで誕生したグリーンとブルーは “Hyper Diamond-Cut” 仕上げ、ローズゴールド、ゴールド、ブラック、ホワイトは “Sandblast” 仕上げ、セラミックホワイトは “high gloss” 仕上げを採用しています。

プロセッサはどちらも Kirin 960 2.3GHz オクタコアを採用。メモリは、Huawei P10 が 4GB RAM + 64GB ROM、Huawei P10 Plus が 6GB RAM + 128GB ROM です。どちらも、Micro SD カードスロット(最大 256GB)に対応しています。バッテリー容量は 3,200mAh / 3,750mAh に増えています。

Huawei P10 シリーズは Android 7.0 Nougat + 新バージョンの EMUI 5.1 を搭載しています。EMUI 5.1 の改良点は主に動作面で、Android カーネル、メモリ管理、ガベージコレクション、タッチへの応答性が調整されており、アプリの負荷が従来よりも最大 30% 改善されたと言われています。

Huawei P10 / P10 Plus は 3 月より海外の多くの国で発売されますが、一次発売国に日本は含まれていません。価格(欧州向け)は、Huawei P10 が €699、Huawei P10 Plus が €799 です。

Source : Huawei