Android端末の位置を検索し、地図に表示できるアプリ「いまどこ?」、C2DM技術の利用でアプリの常駐は不要

投稿日時 5月 27th, 2011 by juggly 投稿カテゴリ » Androidアプリ
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今回紹介するAndroidアプリは、家族や恋人、親しい友人間での利用を想定し、お互いの現在位置を検索、地図上に表示して確認できる「いまどこ?」の試用版です。対応OSバージョンはAndroid 2.2(Froyo)以降です。

「いまどこ?」では、アプリに現在位置の検索されても構わない相手のGoogleアカウントと、相手がアプリで設定した暗証番号を登録し、相手のアプリにも自身のGoogleアカウントを登録してもらうことで、相手が今どこにいるのか、わずか数タップで位置を取得し地図上に表示することができます。グループでの屋外活動(海のレジャー、登山・アウトドア、花火大会、お祭り、フジロックなどなど・・)でお互いの位置を確認するといったことにも役立つと思います。

アプリの利用方法:Androidマーケットで無料公開されている試用版をインストールします。アプリを起動し、自身のGoogleアカウントを選択、そして暗証番号を設定します。(ここで設定した暗証番号を相手と共有することで、相手が位置を検索することができます)。位置を検索したい・されても構わない相手をアプリトップページ「メンバー」→「追加」をタップして登録します。「表示する名前」に見分けるために適当な文字列、「Googleアカウント」に相手のGmailアドレス、「暗証番号」に相手がアプリに設定した暗証番号を入力します。これでメンバー登録が完了しました。相手に自身の現在位置の検索を許可する場合、相手に暗証番号を伝えます。

相手の現在位置を確認するには、アプリトップページ「位置情報」をタップ。そして居場所を知りたい相手にチェックを入れ「いまどこ?」をタップするだけです。すると、GPSまたはネットワークから取得した相手の位置情報が自動的にアプリの地図に表示されます。そのままGoogleマップに渡して経路検索やナビを実行することもできます。電話をかけたりやメールを飛ばすようなショートカットがあれば便利だと思いますが、そういった機能は今のところないようです。(ちなみに、自身を登録すれば、自身の居場所を検索するという動作確認が行えます)

技術的に、このアプリではAndroid 2.2(Froyo)でサポートされたC2DM(Cloud to Device Messeging)を使用して、位置取得リクエストの送信や取得した位置情報の返信をプッシュ通知で行います。プッシュ通知を受ける端末上ではアプリを起動しておく必要はなく、バックグラウンドで常駐させておく必要も無いことから、位置の照会が行われていない場合のバッテリー消費はゼロです。

アプリの試用版がAndroidマーケットで無料公開されており、7日間試用できますが、7日過ぎると機能しなくなります。しかし、7月末まではベータ期間中ということで7月末まで継続試用できます。

「いまどこ?」のダウンロードはこちら

アプリ開発者トムキャットさんのブログ「Daily Timer .net Blog