「BlackBerry Bold 9900」開封の儀

投稿日時 8月 30th, 2011 by Jetstream 投稿カテゴリ » ブログ
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「BlackBerry Bold 9900」を入手したので開封の儀を執り行います。

BlackBerry Bold 9900はBlackBerryの最新OSであるOS7を搭載したスマートフォンで、Bold 9900はその1発目の端末です。

今回入手したBlackBerry Bold 9900はCloveから輸入しましたが、当然届いた時点では日本語表示は出来ても日本語入力は出来ないため、ROMの入れ替えを行う必要があります。その方法などはまた後ほどご紹介しますが、基本的にいくらSIMフリーと言えど、日本国内でBlackBerryの機能を満足に使うためにはドコモでBIS(BlackBerry Internet Services)を申し込んだSIMが必要です。
そのSIMさえ入れれば、自動的にBISサーバーと通信を行い、端末との紐付けを行うことで3G通信が利用できるようになります。

BlackBerry Bold 9900はBold 9000を彷彿とさせるデザインながらも、デュアルコアSnapDragon 1.2GHz・RAM 768MB・ROM 8GB・2.8インチTFT液晶(640×480ドット)・GPS、NFC、デジタルコンパス、加速度センサー、近接センサーを搭載したハイパフォーマンスBlackBerryです。

では開封していきます。まずはパッケージの中身です。同梱品はBlackBerry Bold 9900本体、1230mAhの電池パック、充電アダプタ(国内使用不可の形状)、USBケーブル、インナーケース、イヤホン、取扱説明書類となっています。
BlackBerry Bold 9900は最大32GBのmicroSDに対応していますが、カードは含まれていませんでした。

バッテリーカバーはBlackBerry Curve 9300のように背面の一部分がパカッと外れる形状になっており、SIMカード、microSDは電池パックを外した状態でアクセスします。

ディスプレイサイズは2.8インチ(640×480ドット)です。Bold 9780は2.4インチ(480×360ドット)、Bold 9000は2.6インチ(480×320ドット)ですから、画面サイズが大きくなったことと解像度が飛躍的に上がったため、かなり画面が大きく広く使える印象です。
また最高60fpsで描画できる“Liquid Graphics”と呼ばれるグラフィックエンジンにより、他のスマートフォンのようになめらかに動作します。

これまでアイコンには透かしの表現が多く若干視認性が悪かったのですが、OS 7では滑らかなグラデーションをほどこした表現になり、視認性が増し、ひと目でアイコンの判別がつくようになりました。Bold 9900はこれまでのハードキーでの操作+タッチパネルでの操作が加わり、細かい画面移動はハードキー、大きな画面移動はタッチパネルといった感じで必要に応じた操作を出来るのが使いやすい部分といえます。さらにホーム画面のアイコンもBold 9780の横5列から6列になっています。

背面の周りはラバーコーティングされており手触りが良く、バッテリーカバー部分はテクスチャ?のようなものの上にコーティングがされているため光沢があります。カメラは500万画素でHD動画の撮影・手ぶれ補正などに対応し、フラッシュライトも搭載されています。
しかしカメラのフォーカスはパンフォーカスのため、接写はシーンを切り替えても全くピントが合いません。ただハードウェア上はオートフォーカスにも対応していると言われており、Playbookのように今後のアップデートで対応されることに期待です。

端末の左側面です。こちらには3.5mmのオーディオジャック、microUSB端子が搭載されています。

端末上部です。電源のON/OFFとスリープ状態からの復帰に使うボタンが1つあります。

右側面です。一見するとただのボリュームボタンに見える右側(上部)の3つのボタンですが、これは音楽プレイヤー使用時には上下のボタンで音量調整が出来、真ん中のボタンでは曲の再生・一時停止が行えます。また左側(下部)にはカメラの起動・撮影ボタンが搭載されています。

下部には純正クレードル用の接点が左右にあります。

キーボードは本体自体がBold 9780より大きくなったこともあり、個人的にはかなり打ちやすくなっています。手の大きさの度合いにもよりますが、一つ一つのキーの大きさ・ピッチなども十分あるので片手での入力も誤打が少なくなりました。

キーボード部分を手持ちのTorch 9800とHTC Cha Chaで比べてみました。Torch 9800の場合はキーボードの左右にスライド部分の枠が当たるため、押しにくいキーもありましたが、Bold 9900ではそういったこともなく、前述の通り一つ一つのキーが大きくなっています。またHTC Cha Chaはキーの中央が膨らんだ形状のため一つ一つの間が開いていますが、Bold 9900はキー一つ一つに独特のカーブがついているため、間が開いていなくてもスムーズに打つことが出来ます。

最後に日本語ROMへの入れ替えですが、今現在はBT Mobileの7.0.0.296を導入して、特に日本語入力系の不具合などはなく使用しています。但しボイスコマンドが日本語に対応していないため、ボイスコマンドを使用する際は英語で言う必要があります。
ROMの情報は@BBOSUpdatesが公式ROMがアップされた際にツィートをしていますので確認して、こちらからダウンロードします。日本語入力対応かどうかの見分け方は、ROMのファイル名の中に”j”が含まれているかどうかです。例えば”7.0.0.261/jAsia also found for Vodafone Essar”などのような感じです。

ROMをダウンロード後はPCにインストール後、C:\Program Files\Common Files\Research In Motion\AppLoader内のVendor.xmlを削除し、同フォルダ内のLoader.exeを実行します。詳しい方法はBlackBerryではお馴染みのこちらのサイトをご覧ください。

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