Canonical、Ubuntu Phone OSとAndroidを搭載したオリジナルスマートフォン「Ubuntu Edge」の開発プロジェクトをオンライン資金調達サイトで開始
Linuxディストリ「Ubuntu」の開発を進めている英Canonicalが、スマートフォン向けOS「Ubuntu Phone OS」を搭載したオリジナルスマートフォン「Ubuntu Edge」の開発プロジェクトをオンライン資金調達サイト「IndieGoGo」で開始しました。
「Ubuntu Edge」は、Ubuntu Phone OS/Androidを搭載したデュアルOS仕様のスマートフォンで、キーボード・マウスを接続し、HDMIで外部モニタに接続すると、UbuntuデスクトップPCととしも利用できるハイブリッドタイプの製品。ハードウェアスペックは、マルチコアCPU、最低でも4GB以上のRAM、128GBのフラッシュメモリを搭載するなど、ミニPCに匹敵する高いスペックが予定されています。
「Ubuntu Edge」はIndieGoGoで出資した方に対してのみ販売される限定モデルで、一般販売の予定は今のところ案内されていません。発売・発送開始時期は英国と米国で2014年5月と案内されています。Canonicalは「Ubuntu Edge」の開発プロジェクトのために$32,000,000(約32億円)もの巨額な資金提供を募っています。
Ubuntu Edgeの主なスペックは以下のとおりです。
- 「Ubuntu Phone OS」と「Android」のデュアルブート仕様
- 両OSでデスクトップ版「Ubuntu」を利用可能
- 高速なマルチコアCPU
- 4GB RAM、128GBストレージ
- 4.5インチ1,280✗720ピクセルのディスプレイ
- 背面に800万画素カメラ、前面に200万画素カメラ
- デュアルLTEチップ搭載、Wi-Fi a/b/g/n(nはデュアルバンド)、Bluetooth v4.0、NFC
- GPS、加速度センサー、ジャイロセンサー、近接センサー、コンパス、気圧センサー
- ステレオスピーカー、デュアルマイク、ノイスキャンセリング機能搭載
- MHL、3.5mmオーディオジャック
- 筐体サイズは124mm x 64mm x 9mm
Source : IndieGoGo
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