Canonical、Ubuntu Phone OSとAndroidを搭載したオリジナルスマートフォン「Ubuntu Edge」の開発プロジェクトをオンライン資金調達サイトで開始

投稿日時 7月 23rd, 2013 by juggly 投稿カテゴリ » Androidニュース
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Linuxディストリ「Ubuntu」の開発を進めている英Canonicalが、スマートフォン向けOS「Ubuntu Phone OS」を搭載したオリジナルスマートフォン「Ubuntu Edge」の開発プロジェクトをオンライン資金調達サイト「IndieGoGo」で開始しました。

「Ubuntu Edge」は、Ubuntu Phone OS/Androidを搭載したデュアルOS仕様のスマートフォンで、キーボード・マウスを接続し、HDMIで外部モニタに接続すると、UbuntuデスクトップPCととしも利用できるハイブリッドタイプの製品。ハードウェアスペックは、マルチコアCPU、最低でも4GB以上のRAM、128GBのフラッシュメモリを搭載するなど、ミニPCに匹敵する高いスペックが予定されています。

「Ubuntu Edge」はIndieGoGoで出資した方に対してのみ販売される限定モデルで、一般販売の予定は今のところ案内されていません。発売・発送開始時期は英国と米国で2014年5月と案内されています。Canonicalは「Ubuntu Edge」の開発プロジェクトのために$32,000,000(約32億円)もの巨額な資金提供を募っています。

Ubuntu Edgeの主なスペックは以下のとおりです。

  • 「Ubuntu Phone OS」と「Android」のデュアルブート仕様
  • 両OSでデスクトップ版「Ubuntu」を利用可能
  • 高速なマルチコアCPU
  • 4GB RAM、128GBストレージ
  • 4.5インチ1,280✗720ピクセルのディスプレイ
  • 背面に800万画素カメラ、前面に200万画素カメラ
  • デュアルLTEチップ搭載、Wi-Fi a/b/g/n(nはデュアルバンド)、Bluetooth v4.0、NFC
  • GPS、加速度センサー、ジャイロセンサー、近接センサー、コンパス、気圧センサー
  • ステレオスピーカー、デュアルマイク、ノイスキャンセリング機能搭載
  • MHL、3.5mmオーディオジャック
  • 筐体サイズは124mm x 64mm x 9mm

Source : IndieGoGo