Canonical、Android & Ubuntuのデュアルブートに対応したUbuntu Touchプレビュー版を提供
Canonicalは12月23日、AndroidとUbuntu Touch(Ubuntu for Phones)のデュアルブートに対応したAnorid端末向けのUbuntu Touchプレビュー版の提供を発表しました。
PCの世界では昔から広く利用されているOSのデュアルブート構成を既存のAndroid端末で実現するのが今回発表されたことです。Canonicalによると、同社が公開した手順を踏むことで、Nexusデバイスの第2のOSとして、Ubuntu Touchが導入されます。デュアルブート端末でOSを切り替える場合は、ブートローダーでOSを選択する操作が主流だと思いますが、CanonicalはAndroidとUbuntu Touchの双方にOS切替アプリを提供しており、容易にOSを切り替えられるようにしています。
現在デュアルブート対応のUbuntu Touchは、Nexusデバイス用が配布されています。Android 4.2以上の公式ROM/AOSP版ROM/CyanogenModベースのROMを搭載したroot化済みのNexus上で、Canonicalが公開したインストール用シェルスクリプトを実行すると、Ubuntu Touchがデュアルブート可能な状態でインストールされます。
インストール作業が煩雑で、Androidの初期化も行わなければなりません。また、Ubuntu Touchのインストールの過程でリカバリイメージがCanonical提供のものに書き換えられることから、この方法は今のところ開発者向けとされています。
Source : Canonical
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