BaiduがAndroid向け日本語入力アプリ「Simeji」をv6.6.1にアップデート。端末情報の不正送信報道への見解も発表(更新)
Baidu JapanがAndroid向け日本語乳入力アプリ「Simeji」の新バージョンv6.6.1の配信を開始しました。
今回のアップデートで、長らく待ちわびていたキーボードの高さを調整できる新機能、キーボードの位置を画面上の左右どちらかに片寄する機能が追加されたほか、[あ/A]キーの長押し操作でSimeji設定を表示することも可能になりました。
Baidu Japanはまた、本日国内メディアが報じたSimejiにおける入力データや一部の端末固有情報をユーザーの同意を得ないままBaiduのサーバに送信していたというセキュリティ会社の調査報告に対する見解を同社の公式サイトに掲載しました。
Baiduの発表によると、Simejiにはアプリの動作ログとクラウド変換利用時の入力データを国内で管理されているBaiduのサーバにアップロードする仕組みを搭載しています。アプリのログは主としてSimejiの品質改善のために使用される情報として、一定期間サーバ内で保存した後、削除しているとしています。
Baiduは、これらの情報の送信はユーザーの許諾を得た場合にのみ実行されるとしていますが、同社の調査で許諾を与えていない場合でもアプリログの一部が送信されてしまうことが判明しました。この問題は、アプリのv5.6で発生したバグによるもので(故意ではないことを主張しています)、本日中に緊急対策版を配信するとしています(今回紹介したv6.6.1の対策版なのかどうかはまだ分かりません)。
「Simeji」(Google Playストア)
更新:v6.6.2が緊急対策版です。
Source : Baidu Japan、NHKニュース(情報送信に関する報道)
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