Galaxy S(JPKファーム)の性能を12%上げる方法
Galaxy S(GT-I9000)ではいくつかの方法でプチフリ問題を解消することができますが、その中でもアプリとして提供されているものでは、プチフリ対策そのものに加えベンチマークスコア比で約12%ほど高性能になる機能も提供されています。
その機能とは、カーネルのI/Oスケジューラを、デフォルトのcfqからDB向けのdeadlineに変更することです。
この機能、Androidマーケットに公開されているGalaxy S用の「RyanZA’s OCLF 2.0」で提供されています。
変更方法は簡単。アプリを起動、「Available」タブ→「Change Scheduler」をタップします。
あとは「deadline」にチェックを入れ「Fire It Up」をタップするだけです。この設定は端末を再起動するとデフォルトに戻ってしまうので、再起動したたび変更する必要があります。
このI/Oスケジューラ変更前後のQuadrantスコアの比較をして見ます。
グラフにすると・・・、
このような感じでI/Oに大きな変化が見られます。その他も変化していますが誤差の範囲でしょう。
トータルスコアだと1822→2048と約12%アップしているようです。
ただ、ベンチマークスコアが伸びたと言ってもその変更によってシステムが不安定になったり、新たな問題が生じたりする可能性があります。私自身もこの設定で使い始めたばかりなので何とも言えませんが、特に問題なさそうだということは体感としてあります。
アプリの中でも作者さんから、deadlineがプチフリ対策をしたGalaxy Sにお勧めだと言われているので試してみる価値はあると思います。
ちなみに、デフォルトのタスクキルプロセスを、「Strict」に変更するのもGalaxy Sにはよく合うと言われています。「Alter minfree」→「Strict」を選択して「Fire It Up」をタップすれば完了です。
関連記事
週間ランキング
None Found