HoneycombをサポートしたAndroid SDK プレビュー版が公開(変更点、ロゴなど追加)
Googleは1月26日、Android 3.0(Honeycomb)をサポートしたAndroid SDKプレビュー版を公開しました。
まだ最終版ではないものの、これによりアプリ開発者さんたちは自身のアプリとHoneycombの互換性を確かめると共に、今後続々と発売されるHoneycombタブレット向けアプリの開発も進めることができるようになります。
ユーザさんにとっても嬉しいことで、今日から続々とHoneycombでサポートされた新機能や変更などが明らかにされ、それらを確認できると思います。また毎度のことながらHoneycomb標準搭載のアプリを試せたり、SDKから作成したROMを端末にインストールできるようになると思います。
ユーザ向けに紹介されている主な変更は以下の通り
- ホログラフィックなUI:仮想的な立体空間を表現するユーザインタフェースを採用。
- システムバー:Android 2.3以前までの通知バーが画面下部に移動。「戻る」、「ホーム」、「最近のアプリ」といったナビゲーションキーも含まれる。システムバーは常に表示されるがフルスクリーンモード(動画再生時など)ではグレーアウトする”lights out mode”をサポート。
- アクションバー:画面上部に表示されるバー。「検索」、「音声検索」、「アプリ一覧」、「追加」といたメニューが表示されます。また、すべてのアプリのメニューオプションも表示されますが、内容やテーマおよびその他のプロパティは、アプリケーションではなく、システムによって管理されます。
- ホーム画面:標準で5つのホーム画面が提供されます。アクションバー右側の「+」をタップするとホーム画面を一覧できるモード(Virtual Mode)に切替わり、そのモード中、「Widgets」、「App Shortcut」、「Wallpapers」、「More」からホーム画面にショートカットやウィジェットを追加したり、壁紙の変更ができます。
- マルチタスク:システムバー左のボタン(一番右)をタップすると最近起動したアプリ一覧を表示できます。リストに表示されるサムネイルは、アプリを切替える直前の状態を表します。
- キーボード:キーボードは大画面向けに再設計され、キートップのデザインも変更されています。「tab」キーの追加、キーを長押しすると特殊文字のメニューを表示されたり、システムバーから音声/文字入力を切替えることもできます。。
- コピペ機能:テキスト入力・閲覧時、画面上のテキストを長タップすると選択範囲を調節する矢印が表示されます。その矢印を調節後、アクションバー上のメニューからコピー、ペースト、共有などが可能になります。
- 接続オプション:HTTP Live Streaming、MPT/PTPモード、Bluetoothテザリング、USB/Bluetoothキーボードの接続サポート、新しいWi-Fiスキャンオプションによるコネクションの早期復旧。
- 標準アプリ:ブラウザ、カメラ、ギャラリー、連絡先、EmailといったAndroid標準アプリをタブレット向けにアップデート。
- マルチコア対応:デュアルコア、クアッドコアといったマルチコアCPUに最適化。
Source : Android Developers
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