Qualcomm Snapdragon 450のベンチマーク結果を紹介
Xiaomi Redmi 5 から導入が始まった Qualcommm Snapdragon 400 シリーズの最新モデル「Snapdragon 450」のベンチマーク結果をご紹介します。
Snapdragon 450 は 1.8GHz 駆動の Cortex-A53 オクタコア CPU や Adreno 506 GPU、X9 LTE モデムを搭載したエントリーモデル向けの SoC です。前任となるのは Snapdragon 435 で、この SoC と比較すると、Snapdragon 450 では CPU の動作クロックが向上し、GPU はグレードが上がりました。それ故、処理性能やグラフィック性能が向上しています。
今回テストで使用したモデルは Redmi 5 の中国モデルで、RAM は 3GB、ROM は 32GB を搭載しています。比較のために Snapdragon 625 を搭載した Redmi 4 のスコアも併せて紹介します。
Redmi 5 のトータルスコアは Antutu v7.0.4 の場合 70,165 点でした。Snapdragon 625 を搭載した Redmi 4 のトータルスコアは 75,613 点なのでスコア的には近い実力を持つことになります。
Antutu テストを項目別に見ていくと(括弧内は Redmi 4 のスコア)、CPU が 34,631 点(39,091 点)、GPU が 12,050 点(12,455 点)、UX が 18,480 点(18,836 点)、メモリが 5,004 点(5,231 点)でした。CPU 以外はほぼ互角と言える結果でした。
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