Motorola、18:9ディスプレイを採用した「Moto Z3 Play」を発表
Motorola は 6 月 5 日、モジュラー型スマートフォンで有名な「Moto Z」シリーズの第 3 世代モデル「Moto Z3 Play」を正式に発表しました。
Moto Z3 シリーズの中で Moto Z3 Play は価格と性能のバランスがよく取れたミッドレンジモデルです。今作は Moto Z2 までとは異なり、ディスプレイにアスペクト比 18:9 となる 6 インチ FHD+ の AMOLED を使用しており、フロント部分の大半をディスプレイで占めているフルスクリーンに近い外観に変わりました。
それでも MotoZ3 Play は拡張パーツ「MotoMods」との互換性を維持しており、既存の MotoMods を使用することができます。
Moto Z3 Play に本体下部のタッチセンサーボタンは無く、指紋リーダーは側面に移動していますが、オンスクリーンボタンは通常の 3 ボタンだけでなく、ワンボタンナビ用のボタンにも切り替えることができ、従来どおりの方法でワンボタンナビを利用することもできます。
OS は Android 8.1 Oreo で、Moto Display、Moto Actions、Moto Voice、端末を 2 回ひねってカメラを起動したり、チョップしてフラッシュライトを点灯 / 消灯するジェスチャー機能、画面を 3 本指でタップすることでスクリーンショットを撮影する機能は健在です。Moto Display にはブルーライトフィルターを時間帯に応じて自動的に有効 / 無効にするオプションが導入されました。さらに、Moto Z3 Play はワイヤレス充電やフェイスアンロックにも新たに対応しています。
Moto Z3 Play の特徴は新しいデザインを採用したこと以外にも、リアにダブルレンズカメラと AI によるスマートカメラ機能を追加していることも挙げられます。
リアカメラは 1,200 万画素(1.4μm 画素ピッチ、F1.7 レンズ)のメインと 500 万画素の Depth カメラを組み合わせたダブルレンズ仕様となっており、ハードウェアのアップグレードによる画質の向上は見込めますが、Cinemagraphs と呼ばれるスマートカメラ機能によりクリエイティブな写真を撮影したり、Google Lens が組み込まれており、オブジェクト認識による関連情報の検索やテキスト抽出もカメラアプリで行えるようになるなど能性も増しています。Moto Z3 Play では Cinemagraphs、ポートレートモード、スポットカラー、YouTube Live カットアウト、フェイスフィルターなどのカメラ機能を利用することができます。フロントカメラは 800 万画素のシングル構成で、フェイスアンロックも利用できます。
他の部分については、Snapdragon 636 オクタコアプロセッサ、4GB RAM + 32 / 64GB ROM、3,000mAh バッテリーを搭載し、Wi-Fi ac や Bluetooth 5、NFC に対応しています。USB Type-C コネクタは 15W の Tubo Power 充電に対応しています。また、本体には 4 つのマイクが備えられ、Moto Voice や Google アシスタントの音声コマンドを広いやすくなっています。
Moto Z3 Play は今月中にブラジルで発売され、その後、グローバル展開される予定となっています。ブラジル価格は 2,299 レアル(約 65,000 円)です。
Source : Motorola
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